2011年9月18日日曜日

下駄履きの魚たち


皆さんにとって・・・

子供の頃に親しんだ

想い出の「魚」といったら、何を指しますでしょうか!?


こればかりは、住んでいるところ、

人によりさまざまだと思うのですが・・・


よく・・・物語や本などで出てくるのは

メダカやドジョウにフナでしょうか!?


私の場合、淡水と海水の入り混ざる、川の河口
汽水域に住んでいますから、
何と行ってもハゼ科の魚に親しみを覚えることが多かったですね。


川で遊ぶことが多かったのですけど・・・

潮が引いた河原に降りて・・・ 石をひっくり返すと
カニが、慌てて駆け出していきます。

そこに・・・ 水が残っていたりすると、彼らがいるんです。
大慌てで泥の中に隠れようとするところを捕まえます。

予め、水を汲んでおいた容器に移して
ひと時眺める。

同じような経験を持つ方がいらっしゃれば、分かると思いますが・・・
ハゼ科の魚というのは、ひときわ可愛いいですね!

下膨れした顔は、どことなくユーモラスで、しばらく眺めていても、
見飽きるということがありませんでした。



私が子供の時には、総称して ドンコ と呼んでいたりしましたが、

改めて、図鑑を眺めてみると・・・

汽水に住むものから、海に下るもの、純淡水に住むものまで、
ハゼ科の魚は
実にさまざまな種類が暮らしていることが分かります。


ところで、よく・・・

釣り人を見ていると、餌取りをする魚として、邪険に扱われている例を
見かけるのですが・・・ 彼らは日々の食事を目指しているだけなのに・・・。
釣りなんて元々は趣味。

自分の楽しみのために、生き物を粗末に扱うということは
避けて貰えたら・・・と なかなか顧みて貰えることの少ない
彼らを見ていては思うことです。


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