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2015年1月16日金曜日

ご来館の皆様へ!




皆様・・・ 本日は ご来館いただきありがとうございます!


2015年1月12日より

日々の展示追加については 「新本館」 にて行うこととなりました。


右端の 館内のご案内 より館内各館へと移動することができます!




今後、こちらの 「本館」 につきましては、過去の展示や

それらについて書き足りてないこと、新たにわかったことなどについて

追加、訂正していければ!と考えています。


それでは、皆様 本日も どうぞ ごゆっくりお過ごしください!




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2014年12月28日日曜日

ひと目でわかる自然史




えぇですねぇ~!



誰でも、ひと目で ここがどういうための施設であるかが理解できます!



広島に自然史博物館が出来る時には


ぜひ取り入れたい一角!





2014年7月26日土曜日

閉館した交通科学館のユニークな歴史






去る 4月6日・・・



惜しまれつつも、京都鉄道博物館への発展的解消を目指して

大阪の交通科学館が閉館しました。


この博物館、実のところ他の鉄道博物館には無いような

ユニークで、夢のある歴史を有しています。


それは・・・


一旦、この博物館に収められた車両が、

もう一度、本線に繋がる線路に戻されるという珍しい例が多かった。


古くは C53-45号 蒸気機関車。


すでに引退していて鉄道学校の教材となっていた、この機関車を

博物館に収める前に、

もう一度走ることのできる状態にまで復元し、本線を走行して、

この博物館に収蔵。 歴史的価値が認められ

後に梅小路蒸気機関車館の開館に合わせて京都へ移動。



2両目は 一等展望車 マイテ49-2


長く、交通科学館で展示されていた車両ですが、

国鉄の民営化直前になって、急遽 現役へと戻す工事が行われ、

昭和62年3月31日・・・

国鉄最終日の「旅だちJR西日本号」のしんがりを務める姿は

各社の旅立ちJR号のなかで、ひときわ注目を浴びる存在となりました。

現在も、現役の車両としてJR西日本に籍を置いています。



最近だと 義経号でしょう。


そもそも・・・ 今、大宮に居る弁慶号は、義経を連れてきていると

思って運んだのですが・・・ では、義経は!?と、ようやく探し当てて復元しました。

この機関車は、大阪が閉館となるや、すぐに梅小路へと運び出され

現在、復元工事中です。


さて・・・ まだ発表されていない、京都の展示車両はどうなるのでしょうか!?


展示している車両を引き出して、

また、現役車両を展示できるようにするという話も出ているだけに

期待が高まります。 できれば、収蔵車両候補に挙がりそうな

マイテ49などは、いつでも引き出せるようにしておいて欲しいなと。




西がこういう動きを見せるとなると、

いずれの日にか行われることになるであろう、

東の大宮拡張時にも、こういう手法を取り入れそうな気がします。





2014年4月5日土曜日

スマートな博物館




近年・・・


実際に触れてみることのできる 博物館が増えてきています。


嬉しい限りです!!


・・・・と、ともに ここに置かれている車は

丁寧に修復して展示してあるということも見て取れます。


博物館を利用させて頂く側にも

スマートさが求められる時代になりつつあるということでもあります。


話がちょっと横道にそれますが


以前・・・ 木材をふんだんに使い絨毯の敷かれた特急が

登場した時に、いたずらされたらどうするのか?という意見に


良いものを提供して、スマートに使って頂く!

綺麗なものは大事に使おうとするもの・・・と考えた会社がありましたが

相応の覚悟の必要な決断だったことでしょう。


利用する側にとっても・・・


汚れたり、いたずらされたりした時のメンテナンスが

容易な車両と、どちらが魅力的であることでしょう。



マナーというより、誠意に対して誠意で応えるという意味で

スマートさ・・・

大人を意識した博物館なのですね!



2014年3月17日月曜日

明治・大正・昭和 3つの時代の蒸気機関車が走りだす!




JR西日本から



平成28年の開館を目指して、先日 着工された


京都鉄道博物館 への展示移設のトップバッターが発表されました!



4月6日付で閉館される 大阪の 交通科学博物館 に現在展示されている



7100形蒸気機関車 義経号 を



4月中旬に梅小路機関車館に搬入 約半年をかけて整備し


10月に動態復帰させる予定。 とのこと。



交通科学館に展示されている義経号を梅小路に移動する。 というのは


予想の範囲でしたが、動態復帰との発表には驚きました!



・・・と、いうことは!



義経号が動態復帰した時点で、梅小路は 明治 大正 昭和 の


3つの時代の蒸気機関車が煙を吹き上げて走る博物館になるんですね!



感慨深いのは・・・



1927年 ( なんと 昭和27年のこと!! ) 


鉄道開業80周年に合わせて、当時すでに大きく改造されていた義経号を復元


あらゆる手を尽くし、原型に修復。


走ることが可能なまでの保存工事を行っていたことでしょう。



まだ戦後の混乱の残る時代に


まだ評価の定まっていなかった近代化遺産の保存工事を推進された


往時の関係者の先見性に、頭が下がる思いがします。





2014年3月11日火曜日

それでも




3.11



毎年、この日が巡るたびに 様々なことを思います。



1.17 を超え



鳥取に続き 広島でも大きな地震が起こり



目の前で 建物のコンクリートにヒビが入っていくのを見ながら


今日の夜は体育館あたりに避難しているのかも? と思ったことも。



3.11



この揺れ方・・・


忘れもしない 阪神淡路の時と同じ揺れ



であれば 今、この瞬間に多くの人が亡くなっているというのに


ビルの窓から眺める外の景色 何も変わらない日常。




それから後



人と生活が消えた 陸前高田市の元の市街地に立った時


脳裏をかすめたのは



雲仙岳の土石流に消えた集落を目の当たりにした時のこと。


原爆が投下されて後の広島市内の写真。



津波被害をどうしようという時に、


みるみる 手の施しようがなくなっていく原発事故のもどかしさ。




もし、福島第一が手がつけられなくなったとしたら


どうやって東北で救援を待っている人を


助けに行けば良いものだろうか?と感じていた 3.12。




広島に住んでいる私は




やはり 時折 原爆と重なりあいます。




どう考えてみても、あまりに大きい犠牲。


60年間草木も生えないと噂されていた土地で


それでも生きていかねばならなかった方々の絶望感、孤独感。



原爆だけではない、広島から出征していた兵士に軍艦が


どれだけあったことか。



今、長い時を経て 再び栄えている街の姿をみて


どこかで喜んでくれていると信じたい。



それは、多くの方にとって 変わらない心情だと思うのです。





2014年3月9日日曜日

LEXで行こう!




なんとな~く 選んだこの一枚



グリーンムーバ LEX 1004号 です。



最初に見た時 1001号(ピッコロ)、1002号(ピッコラ)の赤紫色の


印象が強かったことや、それ以外の新車のカラーイメージと

やや異なっていることもあって


えっ!? もうちょっと シンプルな感じの色合いにして欲しかったなぁ~ とも

思ったのですが


見慣れてくると、なかなか良い感じ!



ちなみに・・・


今年に入ってからの展示では


1月20日の グリーンムーバ LEX の試運転中を捉えた


展示が 一番人気となっています!






今年は人気の展示について、説明の追加を予定しています!と


年初に 告知しているのですが



最近の傾向として、乗り物系の、ニュース性のあるものを


皆さん、よくご覧になられているようで



はて・・・


加筆してよいものかしら・・・!?


  

2014年3月6日木曜日

エンジンを感じる旅へと誘う!





そうか・・・ 広島かぁ~




車に興味を持っている方、関係されている もしくは 関係した

仕事をされていたことがある方 が広島に行く時



広島に来た!というと・・・



マツダ が本社を置いているところにやって来た!



・・・とも 感じられるのではないでしょうか!?



写真は・・・


本社工場敷地内 Mミュージアム に展示されている

初代 RX-7 に搭載された ロータリーエンジン。



以前も書いたのですが・・・



どうでしょう MAZDA さん!



広島市中心部付近に、博物館 兼 販売展示場 を作ってみては!?


広島市内の観光要素を増やす、地域貢献と同時に


ブランドイメージの向上にも貢献しそうに思えるのですが・・・





2014年1月23日木曜日

島・海・川んちゅの宝




BEGIN の 曲に 島人の宝 という曲・・・



沖縄の伝統的なリズムに乗せ



島が抱える問題を 「僕」 の視点で切々と歌い上げる異色作でありながら


最近の沖縄音楽を代表するほどの人気曲にもなった


BIGIN の 代表作。



海の美しさに憧れ・・・ 島を訪れる人の上に


戦闘機の爆音が響き渡っても



ただ・・・



海がきれいだったね! いい思い出になったよね!! との


言葉のなかにかき消されてゆく。




そんな 島人の宝 を 広島風に歌いあげるのなら


せとうちんちゅの宝 とか かわんんちゅの宝 という風になるのだろうか


そういえば・・・


広島周辺の 海 に 川 は 近年になって、随分ときれいになった。


海を汚さないようにする努力、清掃する努力の賜物。


 汚そうとする向きに対しての、社会も目も、随分と厳しくなってきている。



加えて 広島湾の、急速な浄化は


これらの努力の他に、牡蠣殻がもたらしてくれる浄化効果も


決して小さくないのだろう。



昨年・・・ 沖縄を訪れた際に聞いた


スクランブル発進していく


戦闘機の爆音が 心に引っかかって忘れられない・・・


もっと前なら 嫌だったのだけど


今は思う 広島に生まれて良かったのだろうな・・・と、そう思う。




2013年12月30日月曜日

それでは、皆様・・・ 良いお年を!!




なんだか、恒例にしている 年越しのお酒・・・


いつになく、フツーな感じで


今年の年末らしさを物語っている一本!



そういえば・・・



今年を通じて それらしい 高級酒って飲んでないですね~



話変わって・・・



この10月、子供の頃から いつの日にか!!と思い続けていた


・・・と ある「モノ」を手に入れました。



それは・・・ 頑張っても、来年の後半頃になって


ようやく その力を発揮させることが出来るようになるのではないか!?と


考えているほど ・・・という気の長い話になります



それについて



当館でも紹介していけるようになれば良いな!!と思っています。




それでは・・・ 今年一年、ありがとうございました!


皆様 良いお年を・・・ ♪






2013年11月11日月曜日

開館5週年に思うこと




つばめ・ミュージアム は・・・



この 10月25日 で 5周年を迎えました!!



これも、日頃から 熱心に ご来館くださっている皆様方や

当館の事について、話題にしたり

関連のあるイベントに誘ってくださる、友人や知人の方々のお陰と

感謝の他はありません!


個人的に、やや多忙なままに過ぎようとしている今年は

展示のボリューム その他で反省の残る年になろうとしています



ただ・・・ 


広島は 決して惜しくないところ


一週間くらいかけて、各所を巡って初めて 奥深い魅力に気づける土地

その魅力は伝えられているのではないか!・・・と自負しています!


各地の「海」を巡っていますが


瀬戸内の海は、他にないほど穏やかであり

そして この20年で随分と綺麗になりました


時間はかかりましたが

瀬戸内海の特殊性、生物多様性について、

これまでになく一般的な認識も高まってきています!


中国山地の山は、ウインタースポーツの地として魅力的であり

人口が百万人を超える、世界遺産を2箇所も抱える単一大都市圏を抱え

レモン に りんご 海産物から、山野草まで・・・ まで収穫できる気候!



これほどまでに多様性に満ちた県は、そうはありません



これら魅力を これから どう伝えていくのか



新たなる 6年めがスタートしています!!






2013年11月6日水曜日

文化財って何だろう!?




東京駅丸の内駅舎の高層化案が現実味を帯びた時・・・



現在地での保存活用を求める 大規模な市民運動が起こり


最終的に、現在地での保存活用が決まった事は



開発一辺倒の時代の終焉の音が近づくとともに



人々の 文化財や公共空間への意識が

これまでになく高まってきている事を印象づけるものとなりました。




私も これを今の場所のまま残すことができれば、

他も残されていくことになるだろう・・・と 当時思ったものですが



これについては、後に 広島でも大きな出来事がありました



福山市の 鞆の浦の開発論争が起こり

広島県主導での埋め立て架橋か、景観保存か、

住民を二分して揺れるなか


やがて 全国的な関心事へと発展していくこととなり


住民側が起こした訴訟で 広島地方裁判所が


国民の財産ともいうべき公益


・・・と表現して、鞆の浦の景観の普遍的な価値を認めることになりました。



個人的には、丸の内駅舎の保存論争から始まった

比較的新しい公共空間も、大切に保存活用していこうとウェーブが

ひとつの着地点をみたのが、この鞆の浦判決ではなかったかと捉えています。



古い文化財は、時の権力者の力、財力の象徴が多く、

見た目にも豪華絢爛なことが多いため、多くの人が価値を認めやすいのですが

新しい文化財は、公共的、民衆的なものが多く、今もって価値が定まっていないものが多い。


象徴的なものに 原爆ドーム があります。

この建物が、後に世界の人の知り、現在地に立ち続ける価値を認める

近代文化財になると  終戦直後 誰が想像したことでしょう!?



2013年5月27日月曜日

内から外から 瀬戸内海





イングランド・アイルランド・イタリア さまざまな

水辺を集めたものより瀬戸内海は美しい




歴史のある旅行代理店・・・

トーマス・クック社 の創業者にして、世界的な旅行家としても知られた


トーマス・クック の言葉です。


彼は、明治の始めに訪れた日本で 瀬戸内海の風景を絶賛しました!


今年の つばめ・ミュージアム の大きなテーマは




今、見直そうと考えているのは 古里の海




海に浮かぶ大鳥居に向かって、押し寄せる世界各地域からの観光客は


何を期待してやって来るのでしょう。


何に感動して家路を辿るのでしょうか!?



本当に・・・


私たちは 瀬戸内海の素晴らしさに気づいているのだろうか!?



今・・・ 私が、常々考えている事です



もっと瀬戸内の海や島々を歩いてみたい!・・・と思っています。


そのうちに 地中海にも足を延ばしてみたい!



その時、何を感じ 何を語るのでしょうか・・・




2013年5月19日日曜日

この旅行よ・・・ いったいどこへ・・・


  
出発空港・・・



今回が初の利用!!



天気は 快晴!



ただし PM2.5の飛散量は、外出を控えるレベルとか・・・



                       



経由地空港・・・



乗り換え便、隣のカウンターの光景



え ・ ・ ・



大丈夫か!? この旅行・・・




          



あぁ・・・ 良かった! ちゃんと出発するみたい



・・・って 喜んで良いのかしらん???



ともかく 中止にならないだけ運が良いのだろうなぁ・・・



うん・・・ きっとそうなのさ・・・ たぶん・・・



どうも週間予報を見ていると、次第に天気が前倒し傾向になってきていて

最初は、上手く避けられる!・・・と思っていた

雨の予報にハマりつつあったんですよねぇ。。。




2013年5月16日木曜日

いざ!







ありった~けの夢を~ かき集~め~~



捜しものを


探~し~に~行く~のさ~~♪






☆  T S U B A M E  ☆







今年の つばめ・ミュージアム の大きなテーマといえば・・・







さぁ!


いざ! 冒険の海へ 出航だ~~!!





2013年2月7日木曜日

1/10大和に注ぎ込まれたもの



日本海軍を代表する艦船の

大型模型を、次々にモノにしていっただけでなく・・・


製作にあたってのリサーチ、その完成度の高さから

多くの艦船模型モデラーにとっての、目標ともされるような模型を製作する

伝説のモデラーとして知られた・・・


河井 登喜夫 


それまでも、次第にスケールアップさせながら

何隻かの「大和」を製作してきていた 河井 氏が



自らの 模型人生の集大成として企画されたのが・・・



1/10 の 戦艦 大和



・・・と、言葉にするのは簡単なのですが


精密に作ろうと思えば


例えば 実物で1mの構造物であれば、

10cmの部品として再現しなければならない世界であり、


部品、一つ一つを製作するだけでも これまでより、正確な考証が必要になってきます。




製作にあたり もうひとつの問題となる

置き場所は

呉市が計画していた博物館に寄贈する計画として、部品の製作に着手・・・


残念なことに 河井 氏 は、その途中で、体調を崩され 逝去。


個人が製作、寄贈する、

全長26m超にもなる 「戦艦 大和」の模型建造計画は、一度は頓挫するかに見えました。




今・・・ 私達が眺めている 1/10の「戦艦 大和」建造計画 は


当初計画から 多くの方に眺めて貰うことを前提に

河井 氏 自らの持てる総力を注ぎ込んで製作 寄贈するという

なんとも 男らしい夢と、心意気から生まれたものだったのですね!



結果として・・・



河井 氏が描いた夢は 夢のままとなってしまいましたが・・・



呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の「魂」となるものは、

この時には、注ぎ込まれていたのですね!



写真は その 河井 氏が製作されていた  零式艦上戦闘機  の模型

今の 1/10 大和 に搭載されているものです。





この・・・


日本海軍にまつわる 歴史資料の収集、常設公開を行うための施設は

地方自治体である 呉市 と、関係された方々の情熱によって生まれました。


多くの方々にとって、待望久しいものであり、

以降の・・・ 資料の発見、体系的な収蔵 研究 公開には目を見張るものがあります。



写真も、そのひとつ・・・


石坂 浩二 氏が、出演番組にて入手。


戦後まで、海上に浮かんでいた唯一の日本戦艦であり

接収したアメリカ人艦長の遺族より購入。

そのまま大和ミュージアムに寄贈した 戦艦 長門 の 軍艦旗


このような博物館が無ければ どなたか個人のコレクションとなって

普段から、見られるようなものにはならなかっただろう・・・ 気がします。




※ 河井 登喜夫 氏 の名前を誤っていました、2月8日に修正しています。
文章も加筆しています。



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