2014年10月18日土曜日

D51-200本線復帰へ!





JR西日本・・・


梅小路蒸気機関車館の動態保存蒸気機関車


D51-200 の本線への復帰へ向けて、大掛かりな修繕を実施へ!



ここまでの 今年の鉄道絡みのニュースで、私が特に驚いたことのひとつが・・・


JR西日本が、京都の梅小路蒸気機関車館

( 2016年春を目処に 京都鉄道博物館 として拡張して開館予定 )

蒸気機関車専用の検修庫(専用整備工場)の新設を発表したことでしょう。


1979(昭和54)年


当時の国鉄は、山口線で SLやまぐち号の運転をスタート!


ここに 現役の引退とともに、

博物館に収めた蒸気機関車を使った、定期観光列車の運転がスタートしました。


それは・・・ 蒸気機関車の現役の引退とともに、一度は途絶ていた、

蒸気機関車の運転や修理のために必要な技術を

復活させ、維持していこうという試みに他なりませんでした。


しかしながら、このイベント列車。


シーズンの週末に一日一往復運転するだけの限られた運転。

それに加えて、いつまでSLが人気が続くものなのか?


折から国鉄の大赤字に加え、

次第に老朽化が進んでいく蒸気機関車が相手ということもあり、

何もかもが未知数の状態でのスタートとなりました。


しかし・・・


結果としては 蒸気機関車の魅力の成せる技といえるものだったといえるでしょう。


長年に渡って、根強い人気を保ち続けた結果、

必要に迫られて、運転や修理ための技術の若い世代への継承も進みました。


壊れた部品を、公園などに保存されている機関車から調達してみたり、

旋盤を駆使して、一から作って対応したり。

ボイラーや加工の特殊技術を維持していたメーカーに、修理を発注することで、

それらのメーカーが、蒸気機関車に関わる技術の維持、継承に努めたことも、

後に、大きく幸いすることになっていきます。


経済原則だけでは成り立たない、

多くの方々の 維持しよう!という気持ちの、集った結果の現在という気がします。


しかしながら・・・


今後も維持し運転できる状態を維持するには なお、課題が残ります。


耐久年数が、今の機械と比べて余白があるとはいえ、

進む老朽化によって、さらに大掛かりな修繕が必要になってくるためです。


古くなった部品から取り替えていって、ほとんどの部品を取り替えていく必要がでてきます。

ほぼ新造といえる状態までにしていく必要が出てきます。


そのためには・・・


まず、工場を整備することから・・・ということなのでしょう。。



( 続きます・・・ 何日か後かな・・・!? )


※ 10月20日、文章を読みやすいように修正しました。





2014年10月16日木曜日

そら




ふと 空を見上げると・・・



絵のように どこまでも続く青い空。


小鳥の羽のような やわらかそうな雲。



見上げただけで心が弾んでくる!




2014年10月13日月曜日

銀色の道  ~ 原信太郎氏に寄せて ~




もう、何年も前・・・


私は一冊の本を手にしました。

発行年が2006年になっていますから、ちょうどその頃に

手にしたものと思います。



書名は 「 スーパー鉄道模型 我が生涯道楽 」 講談社+α新書

著者は 原 信太郎 氏



その時は、何も知らなかったのですが、

個人の鉄道コレクションとしては世界有数といわれる規模のもので、


それから後・・・


2012年、横浜に開館し、多くの方に、

その鉄道模型コレクションの知られるところとなった

原鉄道模型博物館 の 館長であり

今年の7月に95歳で亡くなられた 原 氏 の著作でした。



この新書、一度読み通した後も

折に触れ、何度か読みましたし、今でも読み返すことがあります。

昨年には、原鉄道模型博物館も訪れました。


鉄道模型の世界有数のコレクションというと・・・


皆さん・・・


世の中には、恵まれた人もいるなぁ~と感じるのではないでしょうか!?


この方も、多分にもれず

随分と恵まれた子供時代を過ごされていたようです。

その反面、物資の無い、模型趣味自体が困難な時代も過ごされています。



もしも、今 ご来館されている皆様のなかで

原鉄道模型博物館を訪れる機会があったなら・・・



大きなレイアウトを走り抜ける、精巧なモデルだけではなく、


ガラスケースのなかで、割にあっさりしている外観の

模型車両達にも注目してみてください!



それらは・・・ 原氏が、物の無かった時代に、

トタン板やブリキ缶を叩き延ばしたりしながら、

部品から自分で工夫して作りあげていった車両模型達なのです。


それらが、今の目で見ても、頑丈かつ丁寧に、

精巧な機構で組み上げられていることに驚かれることでしょう!



原 氏 は・・・


情熱さえあれば、物に恵まれていなくとも、

自分の手から、作品を生み出していくことは可能であり、

鉄道模型という、

一見、お金のかかりそうな優雅楽しみでも出来ることを教えてくれます!



自分の能力の限りを尽くし、一生懸命考え、手を尽くしたならば


どこかに、銀色の道が出てくると・・・



写真は・・・ 原鉄道模型博物館にて。



2014年10月12日日曜日

Arduino




いつ始めようか・・・!? ここ何年も、導入を考えてきたマイコン


ついに プロジェクトがスタート!


何種類もあるマイコンボードのなかから、検討を重ねた結果、

最初の一台に決定したのは・・・


Arduino


(アルドゥィーノ)と呼ばれる、イタリア発祥のマイコン!


今後、動作テストを重ねていき


子供の頃より憧れていた

動いたり、光ったり、音の出る回路を組み込んだ模型を作ろうと考えています!


可能性は、模型以外にも向けられています。

マイコンを手のものに出来るようになれば、出来ることは大きい!


ひっさびっさに 電子工作が手もとに戻ってきたぞ~!


そんな新鮮な喜びを感じています!!