2009年7月25日土曜日

めくるめく時間の物語… プロローグ



   また 派手なタイトルを無視するかのような 


   地味な絵づらですねぇ~




   まぁ…


   ともかく 鉱物、地質、地層などを包括する


   タイトルラベルのプロローグ編となる 今回です。


   

   写真は 何だと思います?!




   結晶を撮影するため、コンデジにネガチェック用のルーペを


   あてて 懐中電灯で補助光…という 




   撮影元と共に


   なぜか 家の中にある道具を 掻き回す結果に…


   先日の 日食と共に 特殊な撮影だなぁ~



   
   文具店なんかで売っている 工作用紙やすりの結晶。




   ガーネット




   …なんですよ。


   あの、1月の誕生石のですか?って気づいた方




   当ったりぃ~ ☆





ミーアキャット



   …でした!


   

   暑く乾燥した場所でも生きられる…っていいねぇ。


   この時期の 僕らは、鞄の中にボトルが欠かせませんからね。




   最近の恒例 週末は広島 です!







2009年7月24日金曜日

ちょっとぉ~



   ちょっとぉ~ あなた、どこ見てんのよ…




   あっ、大変失礼しました… (汗)


   ところでぇ、何されてますのん?




   穴を掘ってるとこ


   見りゃぁ、分かるでしょ…あたしゃ忙しいんだから。





   3月の動物園は、撮影した写真に対して


   公開数が少なめ…ってな訳で、その時の写真から…


  

   何だか解るかな!?


  はてはてふむう ♪







 

指月



   大照院の次に向かったのは…




   萩(指月)城




   駐車場に停めるが早いか


   ともかく たたきつけるような雨が降り始めました。




   まぁ、先ほどの話で いささか緊張していたから ちょうどいい。


   あっさり 仮眠を決め込みます。




   40分後、雨は止んでおり


   すっきりした気分で指月公園を散策。




   関ヶ原の合戦後、この地に減封された後に


   新たに築いたこの城は 毛利にとって 


   悲壮な覚悟があったのか、本丸は平地にありますが


   いざとなると 背後の指月山に籠もるつもりの


   決戦の覚悟の城とされています。




   私は 今、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読み進めているのですが


   文庫版4巻401項に




   家康以来、徳川家の仮想敵国は西国大名であり、


   ことに薩摩の島津家と長州の毛利家があぶない。


   幕末にかぎったことではなく、これが、徳川二百余年の


   仮想敵である。



   
   …との記述が見られます。


   むろん、長州にとって徳川家は、敵わぬ相手であったでしょう。


   それだけ、恐怖と憎悪を募らせた日々であった事は疑えません。




   雨上がりの 萩城はそれなりに賑わっていた。




   それらの時を越えて静かに佇む、お城。


   天守の 素晴らしい写真が今に残されています。


   明治になって破却されたというのですが、残念。




   小粒ながら 凛々しい姿で


   残っておいて欲しかった もしくは 


   復元された姿を見てみたい 城郭の一つです。






2009年7月23日木曜日

汽車を撮る



   汽車の写真には…




   沿線の 普段着の風景が一緒に写り込む。


   これが醍醐味なんだと思う。




大照院



   広島を追われた毛利氏が 最後の最後に辿り着いた場所…




   大照院




   苔むしたお寺に 私一人…



   先ほどからの


   降ったり、止んだりの雨は 高く茂る木々に阻まれ


   なかなか私の体までもは濡らすことがない。




   林と一体になったかのような感覚が嬉しい。


   お墓のなかにいるのに、寂しさは漂わない。




   それどころか


   もしかすると 私は今、何らかと対話しているのかも


   知れない…と思うような不思議な感覚があるのだけど


   それも楽しいかも知れないな…


   と感じるような明るさが ここにはある。




   小学校の修学旅行以来 何度目の訪問になるだろうか?


   そんな感じなのに やはり今回もここを目指していた。




   子供の頃、田舎の方の家に遊びに行くと


   敷地の中にお墓がある家があって


   冗談まぎれに 怖いじゃ~ん と言ったら




   そんな事は無いさ… ご先祖様と暮らせるんだよ


   賑やかでいいじゃないか…  と明るく返され


   そんなものか…と妙に納得した覚えがある。



   
   あのね… お盆には 


   本当に僕らが先祖を迎えにいくんだよ…


   一緒に 自分たちと家に帰るんだ




   帰ってどうするの?




   みんなで宴会をするのさ!




   私は今でも この家に


   お盆に訪ねてみたかったと思っている。





2009年7月22日水曜日

日食を観測…できるっ!



   広島市内は 曇り空から日が覗き…


   日食を観測することができました。


   昨日までは、ダメかと思ってただよ…


   
   
   20年前に購入していた 太陽観測グラスに


   コンデジのレンズを あてただけですが いい感じに…



   
   私は 空 に言うたりたい…


   諦めませんよぉ~だ べぇ~


   うそぴょん、ありがとねっ!






萩焼が大活躍中!



   久々の萩焼はコーヒーカップ


   早速、組み込まれて 大活躍中!


   紫のものを 手に入れたのは初めてなんですよ。







登録有形文化財に



   こちらを見てください…




   山口県で 2番目に登録有形文化財として


   登録されたんですよ。



   
   この制度で どれくらいの近代化遺産を守る人が


   救われた気持ちになったことでしょう。




   今となっては不思議な話ですが…


   近年まで 明治以降の遺産が重要文化財として指定される


   ことはありませんでした。(当然、国宝にはなれません。)




   さすがに、それはまずいと気づいたのは 1990年代


   すでに 貴重な文化財をいくつも失っていました。




   国宝制度だけでは 守りきれないのも事実で


   補完するかのように この制度が生まれています。

 


   潰される可能性があった駅舎を守り 資料館として再生


   手作りの資料を見ていると…


   愛されているんだなぁ…という印象を受けます。




   ビデオも用意しましたが お客さんを呼ぶには弱い。


   …実は、駅にある車庫は 今はほとんど使われていません。


   そこで ここにキハ181(近年まで山陰で活躍した特急車両。)


   を収めようと話を進めています…


   まだ どうなるかわかりませんが 


   どこかで気に留めておいてください。




   確かに実物車両を持っておけば、イベントなどで車庫から


   引き出して展示することもできて楽しそう。


   もとより この車庫は線路に繋がっているから


   折りをみて 入換えを行うことも可能。


   そうなると 今よりも 話題になりやすいでしょう。



   
   つばめ・ミュージアムとしても応援したいと思います。


   何かお力になれるならば…広島から馳せ参じますよ!


   ちゃっかり、うちの宣伝をするつもりですが…




   忘れていたけど…名刺が要るよなぁ~


   今回は手書きで、いつ必要になるか分からないから


   ちゃんと持っておかなくては…




   1時間30分に及んだ話を 全てをお伝えする事が


   できませんが…


   さぁ…萩巡りに出発じゃ!






   

2009年7月21日火曜日

萩に生まれ、全国に



   大変、興味がおありのようですね…


   どうです、当館の事に詳しい者が近くに住んでいますが


   話を聴いてみられませんか?




   今日の午前は家にいるはずです ちょっと呼んでみましょう。


   話始めると長いですよ、時間は大丈夫ですか?




   狐につままれたような話が いきなり2つ


   私は この建物の詳しい話を 伺うことができるらしい…


   

   時間的制約が無いのが 熊本方式 最大のメリットだろう。

   
   明日の夜に広島に帰るという事以外には


   今日の風呂が簡単に見つかるといいな…


   という事が気になるくらいのもの。 




   ほどなく 元鉄道マンで 今は退職して


   ここの展示に関わっている方が来られた。


   いきなりの話は 井上勝 の件から始まる。




   日本の人々が皆、無料で鉄道を利用できるようになる事




   その理想へ向けて駆け抜けた人生


   もしもこの人がいなかったら


   日本の鉄道が、これほど早く国産技術に移行する事はなく


   何十年も遅れただろうと語られる… その人の言葉



   
   吾が生涯は鉄道を以て始まり、すでに鉄道を以て老いたり、


   まさに鉄道を以て死すべきのみ。






旅で出会う生き物たち モデルさん



   萩にて…


   

   何にでも興味を示すお年頃のようで


   レンズフードにアタ~ック!




   ミュージアムに居る 子猫のモデルさんになるかな…




   ちなみに… でかわんこ ちびわんこ にはモデルがいます。




   実は ぬいぐるみ なんですけどね!




   でかわんこは… ソフトバンクのおと~さんそっくり。


   ちびわんこは… 洋犬 何て言う種類なのかな?


   お腹を押さえると きゅ~ って鳴きます。


   知人の間では 知られた話なんです。







2009年7月20日月曜日

そして僕は戻ってくる…



   さあ 山陰編のスタートです!




   7月4日(土)


   明け方に 広島を出た私は 多くの施設が開く9時を目指して


   萩に向かっていました。




   運転しながら 新橋停車場の紹介方法を 頭に置いています。


   週頭にしようか、中がいいかな…


   関西編を先に進めようかな? そうすれば週中も可だな。



   
   萩市内に入る…  とりあえず、順に巡っていこう!




   まずは 一番近い 大照院 を目指します。


   あと1㎞…の標識を確認したところで


   右手に萩駅が見えてきました。


   チラ見にも、瀟洒な駅舎で 一旦は通り過ぎたものの戻ってくる。




   何度か萩を訪れているものの 代表駅の 東萩駅を


   利用していて こちらの記憶がありません。




   車さえ停められれば こういう場所には パンフが置かれて


   いる事が多く 観光の手始めに 立ち寄るメリットはあります。




   トイレを済ませ、駅舎に入ると…


   そこは ミニ鉄道資料館 の様子


   今回の山陰行きは 幕末史と自然がテーマだけど


   これは 思いがけない出合い ♪




   そうか… 日本鉄道の父といわれる 井上 勝 は


   萩の出身だったんだなぁ…


   これまで 気にしていなかった事に気づかされます。




   どうぞ…ビデオも用意したので 見ていってくださいね。




   資料館の開館準備をしているらしい方が 私に声を掛けた。




   資料館になっているなんて 存じませんでした。


   ふと 立ち寄ったのですが…と私も答える。




   パンフレットをどうぞ、この大時計は 以前あったものを


   手を尽くして、ここに戻したものです。


   それから… そこの植木のところの石は、新橋停車場を


   発掘した時のプラットホームの石で 当方で譲り受けたものです。



   
   ……      




   一瞬 全ての時間が止まったかのような感覚を覚えた。




   そうか 僕は戻ってきたんだ…




   10数年の時を経て もう一度 時間が重なる。


   あの時は、恐れ多かったのか 触れなかった石を


   今日は こうして…




   週頭 月曜日だな… 感激が冷めないうちに


   当時 自分が感じた事を そのまま書くのがいいだろう。




   作り話のようになりそうな この時の話を


   あえて 後ろに持ってくることも…


   (写真、植木の石が全て 新橋停車場のものです。)






平和への祈り



     広島市中区 幟町にある 世界平和記念聖堂 の


    ステンドグラスです。


    平和資料館本館と共に


    戦後建築初の 重要文化財 に指定されています。







2009年7月19日日曜日

夏だねぇ~



   呉へ移動中…



   ラフな服装での学生さんが、揃って下車。


   楽しそうね…




   この駅、映画の撮影に使われた事があります。


   何ですかって!?  教えないよぉ~






ねこ座はあるのか?  プラネタリウムのお話



  7月20日は アポロ11号が人類初の月面着陸に成功した日。


  7月22日は 日食の日!




  そんな訳で   ほんとは成り行きで…


  昨日は、友人らと 広島市こども文化科学館 に行ってきました。




  普段は…  夏の番組


  「日食列島2009 ~チコとピョンタとアマテラコ~」 が投影されて


  いるのですが…




  ちょうど、私たちが見たのが 特別番組だったみたいで


  「星空たんけん隊 ねこ座はあるのか?」のリポートです。




  入り口で ペンライトを渡されて 投影開始!


  途中のクイズで ペンライト をかざすと


  それを見て 話を進めていくという ちょっと珍しい進行。




  この女性の方の声が とっても癒し系 涼しさも手伝い


  途中の10分くらいの記憶が…




  地域も季節も変えながら みんなで ねこ座 を探すのですが…


  結果はどうなったのでしょう。


  それは 来館されてのお楽しみということにしましょう!


  私としては ラストの演出も 好きでしたよ。




  プラネタリウムでは… 通常投影の他、今回のような投影、


  生解説による星座の紹介など 行っているようなので


  足を運んでみては いかがでしょうか。




  ねこ座はあるのか? も まだ行われるようなので


  詳しくは 問い合わせてみてください。