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2015年1月6日火曜日

この日2か所めの大きな屋根の下で!




スタッドレスタイヤのテストを行うため

雪の積もっているところ、凍っているところを選びながら入っていった細道・・・



慎重にハンドルを操りながら、

やがて、広い道に出てきました。


よし、ひと休みするか!と車を止めようとした時です。



おっ! 木造校舎  しかも、こいつは大きい!!



運の良いことに学校は正月で完全なお休み中。

遠慮なく写真が撮れる、願ったり叶ったりのシチュエーション!!







うわ~~ 見事~~!



小声とはいえ、思わずホントに声を上げましたね!



もうこれほど大きな木造校舎が、往時の姿をとどめていると

思われる姿で使われている例は少なくなっています。


( はっきりとはわかりませんが、この姿を見るかぎり

竣工時より大きな改修の手は加えられていないものと思われます。 )



よくぞ今日まで現役で・・・



決して派手な意匠を凝らしているわけでも無いのですが

ひと目見たら忘れられなくなりそうな、その姿


目の前にいるだけで、何か語りかけてくるようです。


卒業生の方々にとって、

この建物とともに過ごした季節は、語り草であり自慢であることでしょう!






雪でお化粧したような姿!




2014年11月10日月曜日

梅田スカイビル ~ その存在感は別格! ~




今日は ご来館者方に ちょっとご質問です・・・



好きな建物ってありますか!?



それは、どこに建っている、いつの時代の建築でしょう!?

どのような建物ですか!?


あなたは その建物の どんなところがお気に入りなのでしょうか!?






私の場合、ときどき公言しているように

これまで、自分の目で実際に見た 古い建物ならば 厳島神社


近代高層建築物(塔を含む)ならば


写真の 梅田スカイビル です!


なんど見ても、


最初見た時のようなうわ~!って感じや、

目の前に迫ってくる躍動感のようなものを感じることが出来るんですよ!


竣工は1993年 高さ173m、地上40階と

近年の高層ビルとしては、とりたてて高い方では無いのですが、


外観の奇抜な感じの割に、周囲の景色にしっかり馴染む感じや、

建物自体の近寄りやすい感じ、

展望台からの眺めの良さ!


( 展望台のキモになる魅力は、決して高さではなく

立地に占める割合が大きいな~と感じることができるように感じます。 )


そして、このビルが

大阪という土地で無ければ成り立たなかったのでは!?と感じる地域性。

考えれば、考えるほど同じ大阪にある 太陽の塔 の存在感に似ているような

感じを受けるんですね。

( どこか、意識に置いて設計したものなのでしょうか!? )


近代建築は、どこに建っていても同じような建物になりがちですが


特に優れているとされる建物


例えば、パリのエッフェル塔、ニューヨークのエンパイアステートビルを見ても、

その土地でしか成り立たないのでは!?と感じさせる説得力があります。


梅田スカイビルも、これから歴史を重ねていくとともに

大阪というまちのアイコンとなり得る建物なのではないかと思っています!




2014年11月9日日曜日

結ぶ




この夏・・・ 一番印象に残った風景。

ここからあと一月。


実際に来てみると、

この状態から一月程度で完成に持っていこうとしているのか~と

ちょっと驚くほど。




2014年8月4日月曜日

まなびや




旅をしていると・・・


時々、古い学校校舎を見かけます。


小学校ですと、そうそうコンクリート造のもので おっ!と思わせるものが

ありませんで たいていの場合、木造校舎になります。


卒業生の方ですと、あの校舎で勉強したんだ!というのは、想い出とともに

ちょっとした自慢話ではないでしょうか!






私はというと・・・


ほんと母校の 小学校、中学校の校舎の記憶がありません。

今、思い出せることといえば、どちらもコンクリート造の3階建ベランダ付きって

くらいのこと。。 もっとも現役の筈なので、行けば見ることが出来ます。






こんな形をしていたら、忘れないでしょうねぇ!



私は、一度、小学校を転校したのですが

転校前にも、転校後も、木造校舎が取り壊される場面に遭遇。



ちょうど世代交代の時期だったのかな。



転校後の時は、今でも覚えているのですが

今授業をしている真横で、ショベルカーにより校舎が潰されていきました。


クラスのほとんどが、壊されていく校舎の方が気になるので

先生も注意するのですが、

そりゃ~気になるよ~ とか もーちょっと丁寧に壊しても・・・ なんて声まで

出てくる状態、さすがに先生も怒りきれずといった感じで、

とうとう授業になりませんでした。


この時は みんな

先日までの思い出を振り返りながら、見送っていた・・・というのが

正直なところなのでしょう。



君は、ここが まなびやだね!    きゅ~♪




写真は3点ともに、元の岩国学校のものです。


2014年8月3日日曜日

車で錦帯橋を訪れたなら




岩国というと錦帯橋が有名ですが・・・


その周辺にも、古い建物が残っています。





この西岩国駅舎も、よく知られていますね!



今回、紹介するのが 上の写真


岩国学校


1871(明治4)年2月開校。


現在は 岩国学校教育資料館として公開されています。



西岩国駅、元の岩国学校 ともに小ぶりですが


瀟洒な建物は一見の価値があります!




2014年6月25日水曜日

宇部市渡辺翁記念会館




建物を建てるとき・・・



しばしば 後年に発生する事になる維持費に重きが置かれないケースがあります。


それが公共建築ともなると、建築主、建築家の鼻は高くとも

維持管理者、利用者にとっては困りものの存在となってしまいます。


今、仮に建物の寿命を短めに30年と考えたとしても、

その間に景気の浮沈の一二度はあることも考えられて建てられていない建物は

名建築とは呼びにくいのでは無いかと思います。



建物は、必要と建築に維持が手を取り合って初めて名建築に

なっていくものではないかと思います。



公共性の強い建築であればあるほど

建築主、建築家、大工、維持管理者、利用者、後世の人達といった

様々な人達の思いが重なりあうことで

やがて名建築になっていくのではないのかなと思います。



竣工は1937(昭和12年)といいますから・・・


なんと、戦前の建築となるこの建物。


宇部市渡辺翁記念会館 (旧:宇部市民会館)



表現派のモダニズム建築の代表作であるとともに

日本近代建築のひとつの到達点を示す作品として、国の重要文化財に指定されている

・・・というのも大納得です!

建築家は広島の 世界平和記念聖堂 の作者としても知られる 村野藤吾 氏。






その前で佇むだけで感じられてくるものものがあります。



これが、もしタイル張りでなかったら、最近の建築といっても信じそうなほどです。





こちらは正面玄関のレリーフ。 収容人数も現在でも通用するものです。


このホールは音響の良さでも、よく知られていて

今でも多数の催しが開かれています。


今回は急ぎ足で、外観だけの見学になってしまいましたが

いつか、その内装や音響も体感したいと思っています。






2014年6月24日火曜日

完成年にビックリ!




モダンな、こちらの文化ホール


一度見てみたかった~! あえていえば、ホールなんだから観劇したかったナ。。。


知らず見たなら、完成年にビックリしますよ!!




2014年6月23日月曜日

鹿背隧道



休憩のため 道の駅 萩往還 に立ち寄る・・・


ふと見ると隧道への観光案内板がある。


隧道を抜けて何とかでは無く、隧道があることを示す案内板・・・


そのトンネルも、昔の萩往還の主要ルートではあるのだろうが

それでも、あえて案内板を設けようと思うほどのものであるらしい。


行ってみよう!


ルートは、今しがた抜けたトンネルの上にあるらしく

道の駅より整備された歩道を少しばかり登っていくと・・・



出てきた! 古い隧道らしい、ぬぼっとした入り口が!



昔だったら、夜一人で抜けるには勇気が要っただろうなぁ・・・






入口近くのの案内板を見て、ビックリ!


何と 明治10年台の開通で、全長182m!!


何とも貴重な存在!


ここも、何かと石造りのしっかりした構造物の多い、九州の石工の


手がかかっているのですね!



それにしても、今から130年前の工事というのに、

後年の目立つ補強工事の跡のようなものが見られません。


余程、当時の職人さん達が丹精込めて掘っていったものなのでしょう。


しばらく見ていると、土と汗まみれになりながら慎重に掘り進めていく、

当時の作業の様子が思い浮かび、身が引き締まるような思いがします。


このクラスで現役というのも見事というほかありません!!


そして、片側の入口から見ると遠くに





萩側の入口。


私が子供の頃には、国道にも、まだこんな感じのトンネルがあったな~


山陰に抜ける時は、随分と遠くまで来たような気が気がしてたよなぁ。




2014年6月4日水曜日

門司駅あたりで見える、あの赤煉瓦の大きな建物




門司駅の近くに見えていた、大きなレンガ建ての建物。



再開発のためでしょうか、周囲が空き地となるなか

取り残されたように ポツンと。


それでいて、かっての栄光を語るかのごとく、

仁王立ちしたような姿が印象に残っています。



あの建物はどうなるのだろう?



それから後・・・ 以前、WWのコクリコ坂の展示で紹介した本

日本近代建築大全の【西日本編】に


旧サッポロビール九州工場事務所


1913(大正2)年竣工

現在は 門司赤煉瓦プレイスのシンボル 北九州麦酒煉瓦館として

公開、再利用されていることが掲載されていました。






先の写真は、この建物の周囲を撮影したもの。


今ならデザイナーズ系のオシャレビルにも、似たような景色を

設けたりしていますが、歴史を重ねた建物だからこその

本物の魅力が感じられます。



2014年6月2日月曜日

ホーンテッド・・・




 どこへ開くの この扉!?



なんだか魔法系??の映画にでも出てきそうな、この扉。


これも、前回と同じ建物の中側。



でも  よーく見てみると・・・



気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか!?



そう、今は吹き抜けになっている、この場所


昔は、間に階があったんです!



改装時に、こんなカタチに。





改修を重ねながら なが~く使っている建物は、


時々、こんな不思議スペースが出来ちゃうんですね!



でも・・・



改修時に、ここを塞がなかったこと


そして、途中階が存在していた痕跡を消していないのは




建物の歴史を伝えるとともに、



余白というのでしょうか・・・



遊びゴコロも込めているのでしょうね!






2013年11月10日日曜日

東京中央郵便局





東京駅の丸の内駅舎のとなりにあるのが



東京中央郵便局



郵便局の民営化後、この地も再開発されて


JPタワー KITTE なんて名称になりましたが


モダニズム建築の特徴的な外観は残され

元より 私は、昭和の住民なので、引き続き 東京中央郵便局 の名前で

親しみたいと思っていたりします!


ここ 東京中央郵便局に限らず、日本の主要駅の隣に大型郵便局が

あるのは決して偶然ではなくって

かって・・・ 大都市駅の隣のある郵便局から、

郵便物が 郵便列車に積まれ、全国へと配達されていた時代の名残なんですね!



広島でも・・・


広島駅の隣の 広島東郵便局 は、今の 広島中央郵便局が出来る前までは

広島中央郵便局と呼ばれていて、ここから郵便列車に積み替えられていました。


話は戻って・・・


かって、東京中央郵便局 は


切手収集を趣味にする人にとっては、一度は訪れたい場所だったハズ!!


なぜならば・・・


今となっては、全国の主要郵便局の置かれるようになった

過去に発売された記念切手が売られている

記念切手専門コーナが、唯一 設置されていた場所だったのですね!


今でも、品揃えは全国一なのだとか!



私も、唯一だった時代に訪れたことがあるのですが・・・

何にせよ、学生時代のこと お土産代もままなら無い頃のことで

眺めるだけで去る羽目になった切ない思い出があります。。


まさか・・・


後に 地域限定切手 や 地域限定の記念切手 まで含めて

百花繚乱の時代が来ようとは・・・思いもしない頃のことでした。



あの頃よりも 収集する人は減ったのかも知れませんが


送り先に 気の利いた切手で送りたい!

ご当地切手で送りたい!


・・・という 記念切手のオフィスで需要はむしろ高まっているように思います。




2013年11月5日火曜日

街のなかにレンガが生きている!




私は・・・ レンガで造られた建造物を眺めるのが とても好きです!



なぜなのでしょうね!?



( 自分の家の花壇にもレンガを置いているくらいです! )




あっ!見えてきました!!




ショッピングモール mAAH ECUTE して再生された 



旧万世橋駅遺構






お っ洒落~~ ♪



いずれ、忘れ去られたまま 取り壊されるものと思っていましたから



このようなカタチで生まれ変わったのを


眺めることが出来るのは 嬉しいです!!!





2013年10月20日日曜日

シンボル





ちょっと・・・ 想像してみてください



この場所に超高層ビルが建っているところを・・・



この赤レンガと



どちらが良かったものなのでしょう!?







写真を撮っていて、つくづく感じたのは



営業効率はともかくとして



この方が中央駅らしく感じられるだろう・・・ということでしょうか。



街のなかに


意図して歴史を残すって大事なことなんですよね!





2013年9月30日月曜日

東京駅は 復元で良かったのか? それとも慣れ親しんだ姿だったのか!?





あぁ・・・ そうだったんだ!!




2012年10月1日



東京駅丸の内駅舎の復元工事が完成!!




長年 慣れ親しんだ、昭和の姿だろうか・・・



それとも完成当初の姿か・・・




果たして、どちらが丸の内駅舎の、未来に向けてあるべき姿なのだろうか?



東京駅に思いを寄せる方であれば



一度は考えたことがあると思われる・・・この問い。




私は・・・



写真撮影のために



行幸通り向かって、正面に復元駅舎を一望のもとにしたとき感じたこと・・・




完成当初の姿には 均整美がある!!




写真で見たときには しっくりとこなかったのですが・・・



駅舎を前にしたときに、美しいと感じられるようにして


設計されているのですね!




日本のレンガ建築の代表作にひとつ



ご来館の 皆さんも、 ぜひ行幸通りから眺め・・・



ご自身で、その建築美を 感じてみてくださいね!!





2013年9月3日火曜日

感慨を覚える工事




広島高速3号線の 太田川橋梁工事部分



いろいろな場所で・・・



広島西飛行場の存続案に異を唱えて


当初のトンネル案に対し、橋梁案を支持した私にとっては


感慨を覚える風景です!




完成が待ち遠しくも




いざ 完成してみれば・・・




東広島から続く


広島市の東西を結ぶ幹線道路の一角を成すことになる訳で・・・



この一枚も それまでの 一時を写した 貴重な一コマになることでしょうね!





2013年8月30日金曜日

竹原市のシンボル! 西方寺 普明閣







竹原を訪れたならば



ぜひ一度は訪れたい場所といえば・・・



西方寺 普明閣




珍しい形のお寺でしょ!



この写真を見た瞬間


あっ! この建て方は・・・ と思われる方もあることでしょう!


そう、その通り・・・ 舞台作り ですね!



小なれども 京都 清水寺 と同じ様式なんです!



小なればのメリットもあって



観光客に挟まれて歩くこともなく 入るにも無料と


竹原市を望む展望台の感覚で、気軽に訪れることが出来ます!



そういえば・・・



たまゆら の仲良し4人組も


制服姿のまままで訪れては、何かとお話するする場所として使っていますね!



私が ここを訪れるのは何度目かな!?



最後は つばめ・ミュージアム 開館直前に訪れていたために


ミュージアムへの登場は、ずいぶんと遅くなってしましました。



初めて訪れた時は・・・



色は褪せ・・・ 建物は朽ちと、傾きまでわかるほど


折角の 舞台部分も 立ち入り禁止!となっていて残念だなぁ・・・と


取り壊してて、無くしてしまうつもりだろうか!?と思った


想い出がありますが



それから ほどなくして・・・



再建する事が決まった!と新聞で読み、我が事のように嬉しく思ったものです!



何度出かけても・・・


当時の姿とダブって見えて、感慨無量なんですよね!



2013年1月20日日曜日

ポイントの魅力!



乗り心地はともかく・・・


ひとつの線路が、二手へと分岐してくのは、絵になるものです。


今日は、そんな 鉄道の ポイント の魅力を!!


最初は、登山電車の路線の中間地点での交換設備

独特の形状をしていますね!




典型的な、郊外電車の終端駅の風景。

どちらの方向からも、上下線に入ることができるもの。


かっての・・・


広電の広島駅前は、敷地の関係で、真ん中のダイヤ部分が

上下線のポイント部分に入りこんでいたのが懐かしい~!!


模型であったなら、欲しいのに~!と思うほど


幾何学的な美しさに溢れていました。




新幹線なら、左右に そ~~っと開いていきますが

路面電車は、おもちゃのように、一気に開いていく分岐が多いですね。


日本の新幹線には・・・ 160kmで進入可能な分岐があります。





工場内には、こんな変わり種も・・・


ミニミニターンテーブルらしきもの

貨車かトロッコ用だったものかしらん!?



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