2014年6月23日月曜日

鹿背隧道



休憩のため 道の駅 萩往還 に立ち寄る・・・


ふと見ると隧道への観光案内板がある。


隧道を抜けて何とかでは無く、隧道があることを示す案内板・・・


そのトンネルも、昔の萩往還の主要ルートではあるのだろうが

それでも、あえて案内板を設けようと思うほどのものであるらしい。


行ってみよう!


ルートは、今しがた抜けたトンネルの上にあるらしく

道の駅より整備された歩道を少しばかり登っていくと・・・



出てきた! 古い隧道らしい、ぬぼっとした入り口が!



昔だったら、夜一人で抜けるには勇気が要っただろうなぁ・・・






入口近くのの案内板を見て、ビックリ!


何と 明治10年台の開通で、全長182m!!


何とも貴重な存在!


ここも、何かと石造りのしっかりした構造物の多い、九州の石工の


手がかかっているのですね!



それにしても、今から130年前の工事というのに、

後年の目立つ補強工事の跡のようなものが見られません。


余程、当時の職人さん達が丹精込めて掘っていったものなのでしょう。


しばらく見ていると、土と汗まみれになりながら慎重に掘り進めていく、

当時の作業の様子が思い浮かび、身が引き締まるような思いがします。


このクラスで現役というのも見事というほかありません!!


そして、片側の入口から見ると遠くに





萩側の入口。


私が子供の頃には、国道にも、まだこんな感じのトンネルがあったな~


山陰に抜ける時は、随分と遠くまで来たような気が気がしてたよなぁ。




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