2011年2月24日木曜日

路地



   音戸渡船を下船した・・・

   その目の前の道は、方側一車線の幹線道。 車道も歩道も狭い。
   目の前の道路を、車が ぼわ~ん と行き過ぎる様は、
   慣れない目には・・・若干、恐怖を覚えないでもありません。

   おおよその道が「車」優先に出来ているのはなぜだろう? とは
   いつも疑問に思っています。

   私は、乗り物が好きだけど・・・
   どんなに交通が発達しても、最優先は「歩く人」だと思っていますから
   どうしても譲れないところ。 歩くことを忘れる乗り物に興味は感じません。
   これは、マナーの問題か。  

   しかし・・・ そこから 路地に入り込むと 急に静かになる。
   一本、向こうの喧騒が嘘のよう。

   時折、原付が走ってくることもあるけど、至って静か。

   この幅・・・ ぜひ立ち話でもしたい
   車に遠慮させるのに、ちょうど良い幅です。

   日本文化には欠かせない存在である 路地。
   あまり顧みられることもなく、多くの場所で、消えていってしまったけれど

   路地と共に、失った文化はあまりにも大きい。


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