2010年2月2日火曜日

ドイチェス・ミュージアム



   ドイツ ミュンヘン にある。

  
   ドイチェス・ミュージアム


   その名のとおり…   ドイツ博物館。

   
   ドイツでの貴重な一週間のうち…
   2日間、それぞれ半日、半日を費やして巡ったほどの
   巨大博物館。

   写真の機関車は…
   バイエルン帝立鉄道S3/6型
   
   おやっ… と思った方いらっしゃいますか?

   そう… 先日の 模型の機関車 と同型です。


   はは~ん 色違いが居るんだねぇ…


   …じゃないんです。


   この機関車、多数製造されましたが
   基本はグリーンなんです。

   ただ… ミュンヘンで 昔、博覧会が開かれた時
   メーカで完成したばかりの車両に
   一両だけ、バイエルンブルーの特別塗装 を施して展示しました。

   あれは、その時の塗装を再現した模型なんです。

   メーカーも マッファイ という ミュンヘンのメーカーですから
   ミュンヘンの工業力を広く知らしめる展示だったのでしょう。

   模型の方は…
   オーストリアの模型メーカー ROCO 
   2001年に限定発売した製品です。
   
   そう書いてしまえば なんとも、マイナーな模型ですが…
   ミレニアム記念の シンボル製品 との位置だったのでしょう。
   その頃 急速に、レベルアップした ROCO 社の
   プラ整形技術を惜しみなく投じた製品でもありました。

   実車は、博覧会終了後
   すぐに グリーン に戻されましたが
   
   写真で オリエント急行 をエスコート する
   その姿は、模型だけの世界のものとは
   思えないほど、しっくりとくるものです。

   これも…
   本物を超えた 模型の魅力 ですね!!!

   実車も…
   1908年、日本でいえば… 明治41年 にも関わらず
   パシフィック機で、4気筒、最高速度120キロ という
   往時のドイツ機の技術の水準の素晴らしさを
   今に伝えています。





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