2010年2月1日月曜日

ユーハイム 福屋八丁堀店



   ユーハイムの バウムクーヘン

   もしも…
   この夫婦が日本でバウムクーヘンを焼かなかったら
   私たちは、これほどまでにバウムクーヘンを食べていなかった!?
   …というほど
   ドイツ人夫婦カールユーハイム夫婦の、このお菓子への
   貢献は大きかったのですね。

   今や、本場を上回るほどの人気を持つとされるほど
   日本に浸透した バウムクーヘン。

   私は、神戸 元町 の本店にも行ったことがあります。

   しかし…
   昨夏、ミュージアムで 原爆の事を調べていた時

   ドイツ人の菓子職人 カール が
   原爆ドーム 元の広島県産業奨励館 で
   久々に、焼き 即売した時に
   好評のうちに完売した事が
   
   この夫婦に、日本に留まる決意をさせ。
   それが日本でのバウムクーヘンの
   商業販売の最初とされる事を知りました。

   初めて焼いたのは 上陸の地 似島 とも。

   あまり知ることの無かった 産業奨励館 の実像

   好きではあるけど、縁遠いようにバウムクーヘン。
   実は、広島にとてもゆかりのあるお菓子なのですね。

   ドイツのお菓子とも、最近まで知りませんでした。

   創業の地、横浜 を一瞬にして灰燼に戻した、関東大震災。
   再起の地 神戸 での空襲。
   決意の地 広島 の瞬間での壊滅。

   終戦を目前にしながら、その命を閉じた夫ユーハイム。
   一度はドイツに帰らざるをない立場となりながら
   再び神戸の地に戻り、弟子と共に再建に尽くした妻エリーゼ
  
   運命に翻弄されながら
   何度も何度も、立ち直って
   今や、日本全国にお店を持つ有名店。

   勇気を貰えるとともに…
   
   現在…
   こういったお菓子を気軽に味わえる喜びを感じるのも
   平和や災害について考えることになりますね。






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