2009年4月29日水曜日

向日葵の咲く頃 ~子規が歩いた道~


正岡子規の句碑が身近にある…


向日葵…を書くための資料にあたって


いると、思いがけない記事に出会いました。



日清戦争凱旋記念碑から、宇品に向けて


数百メートル歩いていくと、千田公園があります。



今も設計図を片手に、周囲に目を配っているかのような


千田貞昭の銅像の横に、ひっそりと


その句碑はありました。

説明版は無く、資料を見ても

もうひとつ信じられません。


はっきりと彫られた文字も、読み取れないこともあり


気づかないでください…と言われているかのようです。




「行かば我、筆の花散る所まで」




日清戦争の従軍記者として戦地に赴く子規の


覚悟を読んだと思われる句です。



(2007年9月19日付け中国新聞の天風録参照。)



0 件のコメント: