1967年(昭和42)年7月・・・
当時の国鉄副総裁
磯崎 叡 から 現場責任者に
蒸気機関車を動ける状態で保存する方法 の検討が命じられました。
国鉄京都機関区の設備を、今に残す画期的なアイデアで
もしも・・・ この 梅小路蒸気機関車館 がなければ
技術は、その歩みを止め、機械、工具、資料などと共に
散逸させることになっていたことでしょう。
様々な問題はあったっものの 梅小路 は 無事に開館。
蒸気機関車運転技術 を継承する土台が整って後
1979(昭和54)年8月1日
SLやまぐち号 の運転が開始されます。
この流れが、技術の継承に大いに役立つ事になっていくのです。
幹線用大型蒸気の運転、整備は やまぐち号 で習う・・・
後に 国鉄が民間企業(JR)に、移行するにあたって
各社が 観光資源としての蒸気機関車の運転 を計画することになるのですが
やまぐち号は その学校のような存在として機能していくこととなるのです。
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