波乱万丈の旅の果て ～ 最高にカッコいい男の人生 鑑真 ～

　　　歴史に名を残す有名人　の中で・・・


　　　最も、話を聴いてみたい方の一人です！


　　　伝説の人物は　　実は、本当に伝説　　っていうパターンも

　　　少なくはありませんが・・・


　　　この方の場合・・・　本当だというのですから、迫力を感じます！


　　　当時・・・

　　　すでに　唐の国　の　高僧　として名を知られた存在。

　　　しかも　当時としては　高齢。


　　　ぜひ、仏教の　戒律　を日本に！　と、お願いする方も

　　　さすがに、あの方は無理でしよう。　と思っていたらしいのですが・・・


　　　弟子が、海を渡るのを拒むのを見て


　　　自らが、赴く！　と決意。


　　　・・・したものの　肝心の　渡航作戦は　ことくごとく失敗。　


　　　原因は・・・

　　　嵐だったこともあり　その才能を惜しむ人の企てによるものだったことも。


　　　それにしても・・・　先の　玄奘三蔵　といい

　　　茨の道　とは、このことでしょう。　


　　　失敗を繰り返すこと・・・ 　なんと　５回！！！


　　　途中　時間　も　同志　も失いながら　それでも、願い叶わぬ旅を

　　　どう感じていたのでしょうか？


　　　６度目の渡航　も成功とは言い難く　嵐に見舞われ漂流するも・・・

　　　不屈の精神で　ついに　日本　の地に立った　その男。


　　　鑑 真


　　　渡航を目指してから　日本に到着するまでに　１０年を要し。


　　　日本での時間は、晩年となる　１０年。


　　　決して、長い時間ではありませんでしたが

　　　我が国に　多くのものをもたらし

　　　ここ　奈良　の　唐 招 提 寺　に眠ります。

　　　享年７６歳。



　　　こんなことを書いていると・・・


　　　とっても偉いお坊さん、けど近寄り難し・・・　と感じていた

　　　鑑真和上　さん　が

　　　最高にカッコイイ男！　の　ロックな人生　という　気さえしてきて

　　　現代の人のような、親しみを覚えてきますから　不思議です。

　　　　
　　　　　　

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