2010年4月30日金曜日

サンタマリア



     さて ・ ・ ・

    
     そろそろ カワサキワールド を出ることにしましょう!


     ちょっと名残惜しく、

     紹介したい 乗り物 や エピソード は

     まだ ありますがが…

     館長の 興味の赴くままに紹介してしまうと

     ここだけで、もう 1、2週間かかりそうになりますから (笑)

     また、機会を設けることにしましょう。




     ポートタワー を眺める広場 では

     実物の 船の展示 を見ることができます。



     今日は その中から…
 

     コロンブス の 新大陸発見 で知られる


     サンタマリア号 ( 復元 )


     子供の頃 伝記を読んで この 冒険家 に憧れた頃が

     懐かしいですね!


     命知らずの 海の男 というのは いつの時代も

     人々の憧れを集める存在です。


     この 冒険航海は 航海技術の進歩 や

     ヨーロッパ世界の地図の拡大 に 大きな功績を残しました。


     しかし…

     今の時代から眺めるとき。

     もう少し、冷静な目で眺める必要があります。


     搾取。

     先住民生活の破壊。

     生態系の破壊。

     伝染病の拡大。

      
     功罪こもごも… といったところでしょうか。


     時代の成せる技だったとはいえ、もう少し フレンドリーな

     接近の方法もあったのではないかとも思えるほど。


     よほど旨みのある手段だったらしく。

     おおよそ、同じ方法で 世界各地 に進出し

     力で屈服、従属の歴史を繰り返しています。


     ペリー の 黒船来航 に 揺れた 日本 も同様 で。

     屈辱的な開国をさせられた 歴史 は、後に

     大きな悲劇を生む要因ともなった…と 私は思っています。


     
     写真の サンタマリア号 は…


     1991年 実際に スペイン から 神戸 までの

     実験航海 に 使われたものだそうです!

     
     船台に乗っているかのような展示スペースも

     設けられていて


     もしも…


     木の地肌の見える、ニス塗りの船腹を見せていたなら

     さぞ、古い帆船の雰囲気たっぷりだろう… と思わせるのですが


     露天 のため 防腐用と思われる ペンキ が

     塗られるも、すでに腐ち始めているのが 残念なところ。

     眺めるのなら 今のうちかも知れません

     
    
     

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