2009年10月22日木曜日

いまわの際の… 辞世の句の世界






   辞世の句…







   これまで つばめ・ミュージアム に名前の出てきた




   歴史上の人物 の中から印象的言葉を遺した



   人を取り上げてみましょう。





   何を惜しみ何を恨みん 元よりも この有様の 定まれる身に




   再登場ですね… 陶 晴堅  厳島合戦編 の中で



   印象的に登場しました。



   
   露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢




   豊臣秀吉ですね…



   栄華を極めた男の 最後の言葉が 「露」 とは…



   満足した~系 じゃないのが意外な感じです。



   最後の最後でも 思うのは 難波 だったのですね。




   おもしろき こともなき世を おもしろく




   高杉晋作… あっさりとした中に 自ら 世の中を動かしたのだという



   自信の溢れる句ですが 駆け抜けるように 早世ですね。




   いのち短し 恋せよ乙女…




   これは初登場です。



   日本映画を代表する 辞世 …ではないのですが そんな言葉です。



   黒澤 明 監督 「生きる」 での一コマ



   ずっと以前に観たのですが 生きているうちに花…



   一人で呟くように 唄う姿が印象的でした。





   一生懸命生きて、私らしく…




   そんな 辞世の句 の世界




   後の世を生きる私達への 貴重な 財産 ですね。












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