2013年8月6日火曜日

68年目に寄せて




広島は、今日 被曝から68年目の日を迎えています。




68年前・・・




戦争で、大きな被害を受けたのは


何も、広島だけではありません。



日本や世界各地の


多くの地域で 人が、植物が、動物が傷つき、横たわっていました



しかし



多くの悲劇が生まれたなかで


とりわけ 広島の記憶について 世界の人が刻もうとするのは



広島は、大きな爆弾によって、街が破壊されたけど

こうして、生き残ったものもおるんじゃけー

助けおうて、頑張ってかにゃーいけんのぉー



焼け野原のなかで、わずかな光を信じ

立ち上がろうとして人の希望さえ奪っていったことでしょう。



こないだまで、ピンピンしとったゆーのに・・・



まるで 櫛の歯が抜けるかのように


焼け跡に生き残った人が 一人、また一人と

寝込みがちになり、髪の毛が抜け去り


やがて死へと至らしめました。



ハチ ロク



年月を経るごとに、次第に存在が大きくなっていく日



広島に住む者として、複雑さも覚えますが


8月6日という日が、広島の鎮魂にとどまらず


国内や 世界の各地域において 核兵器 や原子力 について


思いを巡らせる日となってきていることは、とても良いことだと考えています。


特に、日本人にとって 2年前から


広島や、長崎の悲劇は、


もはや他人ごととは思えなくなってきているのではないでしょうか!?



原子エネルギーの活用について


私は、原子力が人類に必要でないエネルギー源とは思っていません。


しかしながら・・・


原子力エネルギーが必要という議論が、そのまま


先楽後憂の考え方に基づくと見た時には、反対することを厭わない構えです。



兵器としての核・・・


基本的に 敵を全滅(殲滅)させることをを目的とした、核兵器については


賛成する理由そのものが無いことは、言うまでもありません






現在の、広島市


フェニックス(不死鳥)という言葉が、ピタリと当てはまる風景です!





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