2013年2月18日月曜日

そして再び・・・




岡山は 矢掛 (やかげ)にある バスの営業所・・・


これが なかなか味のある建物でして


私なんかだと  模型にしたら良い感じなんだがなぁ~! なんて思ってしまいます。



それにしても・・・ この建物


バスの営業所であるにも関わらず、よく見ると 矢掛駅 なんて

看板が掲げてあります。


な~んか バスの営業所というよりも、鉄道のローカル駅といった風情!?



そう・・・


実は、この建物は、昔 走っていた軽便鉄道、

井笠鉄道 矢掛駅 の駅舎をバスの営業所として、使用しているもの。



私達は、写真右手がホーム・・・と勘違いしながら眺めていましたが・・・

古い写真を見ると頭端駅

( 阪急の梅田駅や 広電 宮島線 宮島口駅のような

私鉄の始終点駅に多くみられる 車止めのある駅 )  となっており

当時は、左側に向かって線路が延びていたようですね。



この軽便鉄道の、全線の廃止は 昭和46年4月1日ですから

廃止からは もう、随分と時間が流れているのですが・・・


よほど地元の方から 愛着を持って感じられていたのか

このような、鉄道の名残が 今も各所に残されています。


そして・・・


一度は、鉄道を手放してしまったことが、よほど悔やまれたものなのか

矢掛は 第3セクター 井原鉄道 として

再び鉄道が通う土地とり、今に至っています。




※ 2013年10月23年 一部修正しました。




0 件のコメント: