2012年8月31日金曜日

その出来事が示すもの・・・



日本で初めて、レーダーを備えた船であり・・・

その一ヶ月前には、昭和天皇のお召船にも指定されていました。



台風による波浪に、船が飲み込まれ1155人の死者を出した洞爺丸事故は、

日本の海難史上に残る惨事として

青函連絡船の歴史を語るうえで、忘れられない出来事となっています。


今回、羊蹄丸を訪れて・・・


最も印象に残ったのが、シアターで上映されていた

青函連絡船を多角的に捉えたドキュメンタリーでした。


博物館のシアターですので・・・

まぁ・・・ せいぜい、2、30分だろうとたかをくくって

上映時間を調べずにいたのですが


何の、何の・・・ で 1時間30分くらいありまして・・・


途中・・・ どこで、観るのを止めようかしら・・・と思い続けながら、

とうとう、最初から最後まで鑑賞しました。


これって・・・ 映画一本分ですものね。


日本って、周囲を海に囲まれた国である割に、国民の船に関する関心は低く

船について、じっくり捉えた映像って、ほんと少ないのですが・・・


これは、とても優れた映像で ビデオで欲しい・・・と思ったくらいです。


私は、洞爺丸事故について、深く調べた事が無かったのですが、

事故に至るまで経緯や、その後の取組みについて、

将来に向けての、様々な教訓や、警鐘が含まれていますので、

いずれ、じっくりと調べてみたいと考えています。



余談ですけど・・・


昭和20年に入ってからの戦争。

福島第一原発事故から一週間の動き。

・・・に加えて、洞爺丸事故と、その教訓を踏まえた取り組みが、


歴史上の失敗、重大事故から、将来への教訓をくみ取りるための出来事

として 現時点で、特に気になっています。



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