2010年1月16日土曜日

ブラック オア ホワイト

   

   

   マイケル・ジャクソン の THIS IS IT を観に行きました。

   その昔、ベスト盤のCDを買った事がある…という程度のファンですが
   私の予想以上に話題を集めている
   幻のコンサートのリハーサルといものを観てみたくなりました。

   感想は…

   素晴らしい!!!

   超一級というのは何か…というのを観るだけでも
   その価値があるように思えました。

   かっては…
   好きなアーティストの一人でした。

   しかしながら、日本人でもそうですが…
   本業以上に、私生活や奇行に対する報道が目立つようになってくると
   私の中で色褪せてきました。

   長く時間が過ぎた後の…

   早すぎる死。
   麻酔薬の過剰投与って何…???

   それによる死を目前にしながらも

   微塵も感じさせない動き。
   
   50歳とは思えない声、脅威の身体能力。
   
   劇中の、キラ星のようなヒットナンバーを聴きながら…

   燃焼しつくした50年だったのだろうなと。

   目前に控えていた、このコンサートは当然中止。
   ファンから、幻として語り継がれることはあっても
   並のアーティストなら、この時点で興業としては大失敗となる筈を
   結果として、フィルムとして世界の人々へ…

   かって、 Thriller や Black or White などのPVで
   世界を驚かせた彼が 最後に仕掛けた
   大パフォーマンスであったかのようにも感じられました。

   ちょいと迷いながら観た映画ではありますが…
   もう一つ収穫がありました!

   これまで、気にもしてなかったような曲が
   新鮮に響いてくるんです…

   Man In The Mirror

   その、輝くような歌詞

   KING OF POP の栄光と スキャンダル 
   
   そのまま…
   理想 と 現実 の狭間に揺れる
   アメリカ社会とも重なります。
   
   本来なら THIS IS IT とするのですが…
   今回は、感じたままをタイトルとしてみました。







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