2009年9月18日金曜日

つばめ、西へ



   かっての 国鉄 の中で…




   東京-大阪 を結ぶ つばめ号 は 特別な列車でした。






   今の のぞみ号 どころではないステータスを誇り…




   看板列車 として、輝き続けていました…




   それだけ 使用される車両も その時々の最新のものが




   当てられるため 移り変わりも激しく…




   正に 日本の鉄道の 歴史を 写す存在でもありました。






   そんな つばめ号 に 大きな転機が訪れます。



 
   

   昭和39(1964)年、9月30日…




   東海道新幹線 の開通 を翌日に控え




   東京-大阪 間 での 最後の運転を終えます。






   翌 10月1日…




   新たに、大阪-博多 間 を結ぶ 列車として



   
   再スタートを切ります…




   その時は… 直流電車 を、そのまま使用したために




   下関を越えてからは、電気機関車が、特別にしつらえた車両




   交流電気から、車両用に 直流を流すための専用車 を挟んで




   引っ張る、何とも珍しい形で運転されていました。







   昭和40年(1965)年10月1日 からは




   交直両用電車 481系 を使用して運転を開始しています。






   写真は、その当時と 同形式の




   481系 交直両用特急電車です。




   近年は、急速に引退が進んでおり、写真は 九州鉄道記念館に




   展示されている、同車両です。   


   

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