2009年9月17日木曜日

計りごと多きは…



   合戦を前に 毛利 元就 は




   配下の重臣  桂 元澄  を あたかも




   陶 晴堅 に 寝返ったかのようにして 信頼させていました。







   毛利方の情報は 逐一 陶 軍 に




   知らせが入る手はずでしたし




   また、情報を入れて信頼させていたことでしょう。






   ところが…




   肝心の情報は… 届かなかった事でしょう。







   調 略 …






   これは、現代戦において




   いよいよ重要になっており




   例えば 自衛隊にも配備されている 電子戦機 という用途機は




   相手の通信を傍受するだけでなく、積極的に妨害し




   相手のレーダーを疑似的に破壊




   無力化する機能が備えられています。






   ここでは、元就を 正当化するのが目的ではありませんし…




   敵 と 味方 という考え自体を、しようとも思っていませんが。






   生前の 元就 は 「 調略により 敵 味方 双方の




   無用な殺生を避ける事ができる… 。」 といった旨の事を




   語っていたとされます。






   上洛を目指さなかった…とされる 元就




   知略、調略 の 辿り着く先は…




   案外と



   
   身近な者を守りたかった故、だったのかも知れません…







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