2010年8月9日月曜日

最も豪華な特急電車


    その優れたデザインは、今でもファンの人気を集めます…


    1958年(昭和33)年11月1日

    国鉄 が 満を持して投入した 特急電車。


    151系 こだま


    ビジネス特急として…

    東京-大阪 間 を 6時間50分 で結んだというだけでなく

    当時の水準を上回る、車体、車内設備を備えるなどもあり

    大好評を持って迎えられました。


    この 151系電車の華 ともいうべき列車は…

    1960(昭和35)年6月

    それまで 客車特急 で運転していた

    つばめ を 置き換えた編成でしょう。


    全12両編成中…

    1等車が5両 に 食堂車 と ビュッフェ車 を連結。

    しかも、1等車の1両は パーラーカー という

    展望客車の歴史を引き継ぐ豪華車両 で
    

    日本の鉄道史上 最も豪華な特急電車 とも

    いえる列車 でした。


    その輝きは…

    1964年(昭和39)年に 東海道新幹線が開通 するまでの

    わずかの間。


    無理をしても、乗ってみたかった列車ですね~。


    写真は… 大阪交通科学館 に展示されている

    実物大モックアップ。


    なんとも惜しいことに…

    名車 パ-ラーカー は 残されていないんですね。

    そういった車両を残せなかった無念が

    現在の、こまめな保管、保存に繋がっているのかな?と

    私自身は思うのです。






    


    
   

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