2009年10月1日木曜日

鞆の浦の景観利益



   実のところ…




   私は 架橋に対して、最初から反対だった訳ではありませんでした。






   行った事がある方なら ご存じかと思うのですが…




   鞆の浦周辺の道路は、狭いんですね…




   住民でなくても、日々の生活に不便を感じるだろうなぁ~という




   のは分かります。  何らかの対策は必要でしょう。




   

   ただ、簡単に気づく事もあります。




   必要以上に、対策や整備が進められてないのでは!?




   

   少し前に出掛けた 石見銀山 の事が、思い浮かびます。




   その時にも書きましたけど… 石見銀山 の 世界遺産化 は




   地元の方の 並々ならぬ努力の賜物でしょう。




   あれほど、町並みが一つのテーマの下に 整備された例を




   私は 他には知りません。






   鞆の浦 も まず話合いありきで進められていれば




   ここまで問題が、根深くならなかったのでは…





   
   仮に開発が成ったとして… それは大多数の意見だからと




   押し通して良かったのでしょうか?




   今後の 地方分権 の進展に、不安を感じさせます。




   

   今日、広島地方裁判所 で




   住民に対して 初の 景観利益 を認める画期的な判決が




   出されました。 鞆の浦 は 国民財産 とも。





   
   これで、一息つけますね!




   今日の判決 まで、景観存続 のために努力されて来られた方々に




   ありがとうございます!




   今後は 私も 推移を見守りたいと思います。





  

   写真は 架橋、埋め立て予定地を 正面から撮影




   ちょうど、真ん中あたり 行き止まりの道路から



   
   橋が伸びてくる予定として、計画が進められています。
 








  

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