昔の道具には顔がある!・・・とよく思います。
もちろん、今の道具にも顔があるのですが
昔の道具の持つ顔は、そこはかとない優しさが感じられるのです。
どこか動物的な温もりを感じる事が多いのです。
つまるところ・・・
それをデザインした人が 何を見てきたか?ではないかと。
昔の人ほど 無意識のうちに、子供の頃に慣れ親しんでいた
生き物達の顔を投影したのではないかと
常々、思いたくなるのです。
現在ほど、媒体の情報に溢れてはいませんから
使う人への親しみやすさを込めるとして
このあたりに範をとると考えるのは自然なことと思います。
例えば・・・ 蒸気機関車は、馬に例えられますが
よく 鉄の馬・・・とも呼ばれますから
やはり、無意識に馬らしさを求めていったのではないかと・・・
こちらは、ウサギやイヌあたりでしょうか?