2009年8月8日土曜日

ソロバン



   先日の プラネタリウムの時…




   友人と待ち合わせたのは BOOKOFF 大手町店


   地下1階 中古品コーナー




   古書コーナー以外


   行くのは初めてなのだけど


   見てまわっていると なかなか面白い!




   …と、見つけたのは




   五つ玉のそろばん


   

   小学校の時に買って貰ったものを 惜しげもなく捨てて以来


   後悔しつつ 今まで…


   

   島根県の横田に出掛けたなら 雲州そろばん 


   ぜひ!ひとつ見つけてこよう…と思っていたただけに




   とても嬉しい!!!




   気になる お値段は…




   500円




   全く申し分なし。



   玉すべりが悪いけれど


   これは 帰ってから、調整ってことで問題無く


   

   早速、友人に報告!!!




   らしいなぁ…




   隣にいた おばさまが




   あら?そろばん 五つ玉ね…  なんて話かけてきたり


   珍しいけど なぜ?




   五つ玉って 商売人が持つ用なんですよね…




   うちの祖母が 呉服店 (着物が普段着だった頃) を


   やってたので 馴染みがあるんですよ…などど話たり。




   ちなみに…遊びに行った私は




   汽車だぁ~  などと




   言いながら その大きめのそろばんを


   ひっくり返して 走らせていました。




   ( これ 汽車のおまけシールが

              貼られた状態のまま、今もあります。 )

   
   
   入れるの 全然 得意じゃないんですけどね…


   買い物計算ならば これで十分。




   ちなみに 現在でも 僅かながら生産されているようです。


   入っている数字は?





漁港



   ふと、車を停めたくなりました…






   たぶん、初めて眺めている風景




   なのに、不思議なくらい懐かしい…




   網を持ったり



   
   釣り竿を持ったりして歩く




   自分が、そこには見える。




   きっと、またやってくる…






   須佐ホルンフェルスより、幹線道へ戻る道から。










うちもやってみよう! PART2



   うちに追加ておいた方いいかな…




   はぁい! 三原駅 21時27分発


   この日、最後に乗る列車。   (ガンバレ俺…)




   ちなみに この写真


   自分の中の タブーにチャレンジ! (…とういうか暇つぶし)



   デジイチ


   ISO1600


   シャッター速度10分の1


   手持ち




   あらら~ん?




   手持ちで10分の1なんていう シャッターって切れるんだねぇ~


   人に見せるんじゃなきゃ 問題ないじゃない…


   (…って、思いっきり、見せてるし。)




   さて! 昨日の答えは…


   三原駅


   そして…三原城の石垣跡


   狭い市外のなかで 駅用地を確保するため


   このような姿となりました。




   できる限りのものは 残しているので


   駅・城 折衷のような 珍しい形の建物になっています。



   
   やばい…


   もうすぐ夜が明ける…


   みんなぁ 元の場所に戻ってぇ~










2009年8月7日金曜日

うちもやってみよう!



   今日、映画「ナイトミュージアム」がありますね。(日テレ系列)




   まもなく、パート2も公開… (必ず行きますよ!)



  
   待ち遠しいなぁ~




   …と、いうわけで つばめ・ミュージアム でも!


   (絵が地味だな…)


   

   実は、先日の京都日帰りの帰り、乗り換え時、30分程度


   時間が開いたので 駅周辺を散策…




   さて、この写真… どこの駅でしょう。


   広島の方は簡単でしょ… (えっ?分からない…)


   でも、ちょっと面白い撮り方でしょ…




   その他の地域の方!


   さぁ! ど~こだぁ


   そして、この石垣は何でしょう…


   ちなみに駅の高架下になります。










雪舟庭



   season30の時…



   
   やまぐち号撮影の前に 瑠璃光寺 と もう一カ所




   常栄寺 雪舟庭  に行きました。




   山口に咲いた 大内氏文化




   室町時代 度重なる戦いにより荒廃する 京都を逃れ


   山口に移り住んだ 芸術家、僧侶、公家達がいます。



   
   当時 中国との貿易により 大いに栄えてた大内氏


   学問、文学、芸能など各分野への感心が強く
   

   山口の地に 西京を建設すべく 呼び寄せたのです。




   最大時の権勢は 北九州から中国地方に及んだのですから


   その力のほどが伺えます。



   
   その一人が 水墨画で有名な  雪舟


   

   この雪舟庭は 大内政弘 (おおうち まさひろ) が


   築かせた…とされています。




   庭の周囲を 一周歩いた後は


   本堂に座り 庭を眺めます。




   個人観光客に加え 団体さんまでもが


   静かに 庭を眺める姿は なかなかの見物です!


   さすがに写真は ありませんが…




   その気持ち… よぉ、わかるわぁ~!




   そろそろ やまぐち号 へと 思うのですが


   なかなか腰が上がらない。




   30分はいたかな…




   そのうちに…




   ぶぉ~ぉ~ぉ~ 




   …という大きな音が 庭に響き渡りました。




   親切にも お呼び頂いたようですね…




   さぁ、行かなくちゃ!…というのが


   先に展示しました 汽車を撮る、season30 の風景です。








   

2009年8月6日木曜日

橋の表情 ~ あの日の御幸橋 ~



   現在、21時00分




   昭和20(1945)年8月6日の この時間


   市内中心部は、まだ燃えさかっています。


   

   原爆の爆発地点から半径500メートルにいた人は 即死


   おそらく 何もわからないまま 全員が死亡。




   そこから 半径1㎞地点までで 10人中1人の方が


   生き残りました。




   それ以上の地点から、急に生存者が増えてきます。




   我に帰った人達は とりあえず、自分の体を確かめます。




   歩ける人は 火勢を避けるようにしながら


   同僚なり、知人なり、身内なり を探しました。




   建物の下敷きになり 動けない人を見ながら


   追ってくる火の手に どうすることもできず


   立ち去った人には 大きな心の傷を残します。




   街中が燃えています。 今の熱中症どころではないでしょう。




   人々は とどまることのない 喉の渇きを覚えながら


   水を探します。




   通常の爆弾以上の悲劇が ここに起こります。




   なおも、身内を捜し中心部を 歩く人には


   命の源 であるはずの雨が 狭い範囲に降ります。


   体の火照りを冷やしたことでしょうし 体一杯浴びながら


   希望を感じた人もあったことでしょう…




   人々の悲鳴が 一日中 市内に響き渡ったといいます。




   おかぁちゃん 熱いよぅ… あちこちから聞こえるのに


   助けようと 思っても もう私自身に


   力が無かった 逃げるしかないんですよ…




   以前 語り部の方から 聴いたことがあります。




   水都 広島



   
   橋の両岸で 被害が大きく違ったことで 知られるのが


   御幸橋 被爆当日で唯一とも言われる 有名な写真は


   この 中心部(西)岸の方で撮影されています。



   
   暑さのあまり 川に入り 力尽きた人も相当数。




   この橋を自力で渡れた人には わずかに未来が見えます。


   怪我をしている人も 


   ここから 似島へ向かう、救護船が出されました。





   戦後 大量の人骨が 似島に無造作に埋められていたことが


   証言により はっきりしたため 発掘が行われています。





   もう少しで お盆。


   古くからある 我が家の墓に 墓参り。


   その時 人の墓を見ると、昭和20年から 21年にかけて


   無くなっている人が多いのです。




   9月、10月に亡くなっている方の


   苦しみは 相当のものだったのでしょう。




   もしも この文章を見て 思うところがあれば


   家族や親戚、知人で そのような経験をされた方を


   訪ねてみてください…




   学生さんならば ぜひとも…




   そのようなことができる時間は


   もう そんなに長くは残っていないのです。




   残念ですが それが現実なのです。


   

慰霊の日



  今日、広島は64年目の 慰霊の日を迎えています。




  犠牲者の正確な数は 今も分からず…


  20万人程度




  すでに 土地の男子は 兵隊として戦地の露となり




  残っていた 老人 女性 学生


  そして 兵站基地として 全国から集まり


  帰らぬ旅を覚悟していた兵士 が 主な犠牲者。




  今日の広島、9日の長崎と



  あまりに多くの犠牲の下に 8月15日を迎える。








  

向日葵の咲く頃 ~空白の4ヶ月~



   戦艦大和が沖縄に向けて


   最後の出撃をしたのが、昭和20(1945)年4月5日




   連合艦隊の誇る、主力艦に護衛の船(矢萩と駆逐艦8隻)の


   艦隊を以て 沖縄すら 辿り着けなかったのは、4月




   そして 今日は8月6日


   ただただ 犠牲を増やすだけの4ヶ月であったのでしょう。


  

   学校で習うのと 実感する事は違う…




   …と強く、感じらされたエピソードです。







2009年8月5日水曜日

竜宮



   話は少し戻りますが…




   須佐ホルンフェルス について 新しく展開があったので


   展示を追加しておきましょう。




   駐車場に車を停めた私は


   以前 I さんと来た頃を思い出しながら


   ホルンフェルスに向かって歩き始めました。




   断層までは 崖の整備された、歩道を歩いたな…


   …と、歩道の入口


   右と左 両方に向かって降りていく道がある




   




   間違いなく、右に向かうと 断層だろうし


   そちら伝いに 道が連なっているのだけど…


   気になるのは 左に向かう道


   

   さて ?




   記憶にないし、あさってに向かうとしても 興味を惹かれる




   途中で引き返せばいいや…




   左に向かってみる… ひたすら階段を下る。


   海岸線まで降りるらしい …でなけりゃ引き返そうと


   思っていると 大きな岩の上に出てくる。



 
   なんだこりゃ?




   岩の上に 祠があり。


   巨人でも作業していたかのように


   岩に整然とした切れ目が入り 一部はブロックのように


   きれいに離れている。 つい今しがたまで切り出しをしていて


   止めおいた作業場のような状況。




   石切り場かな?




   とにかく 海外の古代遺跡を思わせる情景。




   帰って 後日、遊びに来た I さんに尋ねてみる。


   
   
   知らなかったなぁ…




   ありゃ?



   
   こちらは、その時の興奮を伝えたいのですが


   人間の技か 自然の業 で紹介が違ってきます。




   展示を 正確なものにするため


   一応 萩市須佐総合事務所経済課商工観光係 に


   TELして 聴いてみることにしました。




   写真を送ってもらえれば 地域の歴史研究家に尋ねて


   みましょうと 有り難いお話を頂いた。




   はい! ああ、あそこですね…


   などと簡単な話かと思っていたけど 話が大きくなってしまう。 



   
   後日、返信を受けることができました。




   場所の名は 竜宮




   祠があったのは、江戸時代から雨乞いの場所とされたため

 
   奇岩が続いているのは、これが長い層になっていて


   地殻変動で崩れたとのこと。 熱変成をうけていないため弱く


   地震等自然の影響で崩れたりしたよう。

   

   
   やはり自然かぁ…



   
   それにしても 観光開発されていないのが 惜しいのだけど


   安全の確保が難しいのも理由のよう。




   ホルンフェルスと同等以上に


   注意を払いながら …そうであれば


   私たちを司る 見えない力があるのでは…と


   これほど身近に感じられる場所は


   珍しいと思います。











   

梅小路



   もう 一通り見てきた後のようです…




   暑~い …と言いながら 黒い服の女の子3人


   座り込みました。




   そこに親御さんと、そのご友人達でしょうか!?


   グループ旅行のような風情が、なんともいい感じ。



   
   私も 彼女らに 代弁して貰ってますね…




   ホントに暑う~い




   ところで… もう、おわかりですね!




   行き先は 京都 梅小路蒸気機関車館のリベンジ




   今回は デジタル一眼ですから


   ともかくシャッターを切ってきました。



 
   近年は レンズも、キヤノンユーザなら誰でも手にしたい


   標準望遠レンズになっていますから


   失敗したら 私の技術の責任です…と言い切れますし…ね。




   ( 前にも書きましたけど このレンズとKissという構成を


                       とても気に入っています! )




   私自身 割と気楽に歩いてきている 京都 なんですが…


   写真を撮らなかった時期と 重なっているため



   
   写真が残っていない…




    ( 関西編の時に焦りました。


         神社、仏閣の写真を入れようと思っていましたから… )





   …でもさ




   また、チャレンジできるじゃん!




   …とあっさり 立ち直っているんですけどね。




   ところで…青春18 もう3回あるよ!


   もう一回くらい 日帰り京都を組む?




   う~ん どうしようかなぁ?!




   前回は 西本願寺 唐門 です。


   またの名を 「日暮らしの門」といいます。


   ず~っと見ていても 飽きないから…なんですって。


   実は…ここも、リベンジでした!




   今日のラベルは 話の流れからして


   「私のこと…いろいろ」にします。





2009年8月4日火曜日

こりゃあ立派だ



   日曜日の行き先にて…



 
   とりあえず、どこの駅に着いたかは 分かったんじゃないかな…




   ここはどこでしょう?


   これだけ見て なるほどね~! って思った方は


   かなりの…通でしょうね。


   

   しかし、見ていて飽きませんよね…っていうのが


   さりげなくヒント。






トワイライトエクスプレス



   この日曜日の 大阪駅から…




   夏休みらしい一コマですね!




   まもなく出発!


   札幌着は 翌朝9時52分




   お金もさることながら 時間も優雅に使うと決めた人だけが


   切符を手にする クルーズ列車




    皆さん、どんな夢を見ているのでしょうね 





   …ていうか




   
   私も、一度は乗りたい!!!





   ( うちの両親は、退職する時、記念で乗るつもり満々! )




   昨日の展示と つながっていますねぇ~


   連想ゲーム状態だな~


   

   ちなみに…この写真から、私が何時頃 大阪駅に居たのか?


   どの列車に乗って来たのか?


   どこに 向かおうとしているのか?
   

   …なんて事について、おおよその検討がつきます。


   フェイントはかけてないよ…


   写真にもヒントがあるよ! どこで撮ったのだろう?




   これが頭の中で展開できると 案外役立つ ムダ知識


   へぇ~!








   

2009年8月3日月曜日

田万川温泉



   一日の終わり…



   
   いやぁ~ 満足!


   さぁて 風呂探し ・ ・ ・ ・




   最悪 温泉地の宿にでも聞いて 入らせてもらおうと


   思っていたら…




   何のことはなく すぐに 「 田万川温泉 」 の案内。


   さくっと 見つかり過ぎて 拍子抜け。



 
   ありがたや ありがたや !!!




   少々早めだけど ここで迷っている場合ではない。


   

   本格的な建物に 期待が膨らみます。


   中に入って 料金 400円 なりぃ~

 


   いいのか? ・ ・ ・ ・




   そりゃ、安いに超したことはないんですけどね。


   風呂屋の料金じゃん


   

   地元の人が利用する まちの温泉


   熊本 愛知 でも思っていたけど


   こういう場所を利用していると


   地元の人になったかのような錯覚を覚えます。


   

   本日のお風呂 立派に露天 「 りんご風呂 」 


   香しいこと ♪  世は満足じゃ!!!




   そんな夢のひとときを過ぎ


   再びドライブ 既に日は落ち 窓は全開 オープンカー気分!


   左手には海岸線が続く。



   
   江津市街で食事を仕込み


   歩みを止めたのは ゆうひパーク三隅 (道の駅)




   ここが本日のお宿


   熊本方式で おやすみなさい…


   明日は早いぞ~


   

   写真は 日暮れ時… 漁船の光に日本海を感じます。



須佐ホルンフェルス



   美しい海岸線を眺めながらの ドライブは最高ですね!




   夕暮れ前に 間に合いました…




   須佐ホルンフェルス です。




   写真を見て どのように感じますか?




   テンションの高い一日のラストに相応しい


   感動の嵐に包まれている私。




   ちょっと想像がつかないのでは…と思ってしまいます。




   自然の景色の撮影をしている時…




   まぁ、もちろん技術なんでしょうけど


   画角に対して 景色が大きすぎるんです。


   この大断層なんか撮っていると 特にそう感じます。




   経験上 写真を、ある数撮っていくと




   写真で印象が良くなる場所


   その反対で 印象が弱くなる場所




   …があることに 気づきます。


   
   
   もう フィルタを通してしまっているんですよね~


   ましてや 2重、3重 なんて


   やはり 自分の目でなんです。




   私の 背中の岩を洗う 大波、小波


   自分の体を遙かに越えて大きな岩


   何かの存在を意識させるほどの 造形美

   
   人気が少ないなかでの 自分との対話




   神々が見ている…  という言葉が ふと よぎります。




   2500万年前からの 大地のうねり




   ここは 以前 Iさんに連れてきて貰ったのが最初。


   その時が無ければ 今回がなかったのかな?!


   大感謝です!!!  ( ライブ感を楽しんでいた一人ですよ )




   その時の私は ここまで感じていなかったように思います。




   ただ 私だけが変わったのかな…




  う~ん




   ということは また 時間を置いて再訪するのも 良いのかな…




   いよいよ…夕暮れが迫ります


   風呂を探さなきゃ…





   皆様に… 良い場所ですけど ひとことだけ




   いかにも 船越さん あたりが出てきそうな景色は


   ふざけあいながら、女子一人、子供を自由に…


   というケースでの観光を お勧めしません。


   天候なども注意…




   自然の景色に対しては それなりに敬意を持って


   無事故で 自然を満喫 としてくださいね!