10月17日・・・
JR西日本より、正式に 持続的なSLの動態保存体制の整備
解体検査に特化した検修庫の新設
そして D51-200号機の本線運転復活 が発表されました!
( 以下は、JR西日本 2014年10月17日プレスリリースより引用。
今日現在、インターネットで検索可能です。 )
当社は、SL動態保存の魁(さきがけ)として昭和54年に運行が開始された
SLやまぐち号や、SL北びわこ号の運行と、
国鉄が全国から選りすぐりのSLを集めた梅小路蒸気機関車館の運営といったSL動態保存に取り組み、
多くのお客様や地域の皆様にご好評をいただいています。
SL動態保存については、車両の老朽化などの多くの課題を抱える現状にありますが、
こうした歴史的経緯やご好評を博している状況を鑑み、
産業革命の原動力となり近代日本の産業遺産の一つであるSLを
後世に継承することは当社の社会的使命であると考えています。
このたび、今後少なくとも数十年程度は安定的に
SL動態保存が継続できる体制を整備することといたしました。
また、これらの設備投資とあわせて、
SL独特の技術を備える社員の中長期的な人材確保と実務能力の維持向上も推進します。
当社は、今後も持続的なSL動態保存に取り組んでまいります。
この文章を読むと、あと何を書こうか?と思うほどですね。
鉄道の枠にとどまることなく、広く日本の近代化遺産の保存活用の歴史に
新たな一項を刻もうという決意を感じる文章だと思います。
地域には、その地域ならではの特性があります。
JR西日本がエリアとする地域は、多くの歴史的文化遺産が残り、
また、生活と密接に共存して、人々の物の考え方に影響を与えています。
おそらく・・・
私たちの次の世代は、それまでのストックを活用した
生活スタイルを見つけていかなくてはなりません。
この時になって、初めて・・・
今行っている何と何は正解だったのか
実は、その時限りの宴だったもので、
その時の世代に負担を残すだけのものなのかの結論が出てくることになります。
私は感じます。
各地で蒸気機関車を追いかけるたび・・・
もう、じぶんたちの時代の乗り物ではないはずの、
蒸気機関車に接する時の、子供たちの興味と関心を。
走ってくる機関車のリズムを、
よーく、よーく耳を澄まして聴いてみてください!
一定に思えるリズムも、実は一定ではなく
なんだ坂、、こんな坂、、
うわ~きつい坂、なんとか登ろ、、頑張ろ、俺、頑張れ・・・と人のような息吹。
終点に着いたあと ふわぁ~~と、リラックスしている姿を。