少し早い時間ですが、帰らなくてはならない時間が近づいてきています。
私達は 魚梁瀬森林鉄道 が動ける状態で保存されているという
丸山公園へとやって来ました。
ちょっと見、遊園地の鉄道のような・・・ しかしながら、立派な軌道に
最近になって整備したと思われる小さな駅には
ディーゼル機関車が可愛らしい客車を2両連ねて停まっています。
人が集まれば発車!・・・かと思っていたのですが
よく見れば時刻表が掲げてあり、今から一時間近く待たなくては
乗車できないようです。
残念だけど仕方がないね・・・
まぁ・・・ 見られただけでも良かったよ!
彼の興味からすれば、大いに後ろ髪をひかれているに違いないのですが・・・
早く帰る・・・というのも、彼の事情によるところが大きいので
仕方がないところでしょう。
もちろん・・・ 時間の許す限り、撮影を楽しみます。
こちらは車庫の中。
車両のエンジンカバーが外されていたり、メンテナンス道具が置かれていたりと
工作好きにとっては、お城のような場所です。
写真は、材木を運ぶための貨車。
木の両端に一両ずつ繋いで、あたかも一両のボギー貨車のようにして
使用します。
工作用モーター。
ベルトで結んで、車庫の中の機械の動力として使用します。
私達は、再び小さな駅に立って、森林鉄道と
しばしの別れを惜しみます。
・・・と。
駅で休憩していた、女性が声をかけてきます。
やはり魚梁瀬森林鉄道の撮影に訪れた、地元TV局の撮影チームらしく、
先ほどから、リポーターさんを含め数人が休憩をとっているようでした。
どのあたりを巡ったのですか!?
あぁ、あの辺だと、〇〇鉄橋が残っていますよねぇ~!
〇〇橋の方にも行きました!? あそこはですねぇ・・・ など、詳しい。
まぁ・・・ 私も鉄道ファンですが・・・
今回ばかりは Iさん と この方に拠るところが大きいのかな・・・???
きっと、企画を提案した、その人なのでしょう。
仕事を超えて魅力を感じるようになるほどに、勉強して撮影に臨んでいらっしゃる
ように思えました。
今見かけたばかりなのに、遊びの話をしているような気分。。。
ところで・・・ この列車には乗っていかないのですか!?
事情を話すと・・・。
乗車希望の方がいるなら、運転して貰えるんじゃないかなぁ?
スタッフの方がいる場所を知っているので、私が聴きに行ってみましょう!!!
あらら~ん・・・ と思う間に、駆けていきます。
ねぇ・・・ いいの・・・!? うん!!!