11月17日・・・ この日だけ特別に 定期便のB777を振り替えて
かって就航していた路線に 来年3月で退役するB747で運行する
全日空の里帰りフライト
その 到着時刻前・・・
見学デッキ前の上空 東から西に向かっていく、ジャンボジェット機の姿が見えました!
やがて西側から滑走路へと進入・・・
事前に待機していた、空港消防車が放水 水のアーチを描くなか
定刻 9:25 ほぼきっかりに駐機!
空港に配備された消防車が放水する!というだけでも、
なかなか見る機会があるものではありませんから、見に来た甲斐がありますね!
私が見学デッキに到着した時点で、すでに2重、3重の人垣が出来ていましたが
見る見る間に人が増えてきて
4重、5重となってくるだけでなく、皆さんほとんど、その場所を動くこともせずに
じっと ジャンボ機を眺めている姿が印象的です。
それぞれに 姿を刻みつけながら、思い出に浸っているのでしょう。
ボーディングブリッジにも メモリアルフライトの飾り付けが!
さぁ・・・ いよいよ離陸の時間が迫ってきました!
その直前 運良く、人垣の2重目に入ることができ
( 大型カメラを持っているのを見て
譲ってくれた方がいたのだとすれば 申し訳なく、有り難いことです。 )
コンデジで手を伸ばせば、写真を撮ることができるように!
スポットを離れ 滑走路へと向かっていく ジャンボ機!
関係者が手を振り・・・ 見学デッキの皆さんも固唾を呑んで見守ります!
空港の作業員の方も、小さなカメラを持って 離れ行く ジャンボを撮影。
消防基地に戻られていた、消防隊員の方々も整列!
滑走路へと向かっていくジャンボ機を見送られています。
最盛期でも 日本航空の半数以下の保有数であった
全日空のジャンボ機ですが
ジャンボジェット機が就航可能となった 現在の広島空港が開港すると・・・
いち早く、朝夕のラッシュ時を中心にジャンボ機を投入して、利便性を確保。
広島でも、お馴染みの顔としてきました。
旧空港から、現空港へ
好況 そして 不況時も一定の便数を確保しながら、大型機、小型機と柔軟に運行して
需要に応えてきた 全日空だからだからこそ
ジャンボ機もいち早く投入してきたのでしょう!
そして 数多く運行してきたからこその
今回の この惜別の姿ではなかったかと思います!
やがて・・・
滑走路の東端から西に向け滑走してきたジャンボは ターミナル前付近で離陸!!
懐かしい 4発エンジン音を響かせ、羽田に向けて 広島を後しました。