例えるなら
6月が来て、7月が来て、もう一度6月に戻ったような
曰く、8月に入って一日中晴れていた日が月末になるまで思いつかないほど
今年の広島市内は 雨、また雨の夏を迎えていました。
もし このような夏を迎えたとしたら、
今回の広島や西日本各地における土砂災害は、
全国どこでも起こり得る災害ではないでしょうか?
清神社に手を合わせた、1月4日
それまで、行っておこうと思いつつも、
どうしても足が重く、日延ばしにしてきた安佐南区の土砂災害現場に
ようやく足を向けてみようという気持ちになり、その足で向かうこととします。
災害現場に入った瞬間に感じたこと。
大水が流れたところは、こうも同じような感じなのか
以前、向かった陸前高田に舞い戻ったのではないかと錯覚しそうなほど、
人と建物の姿が消え、土色に染まる姿に違いがありません。
花が手向けられている場所を避け、手を合わせながらの撮影していきます。
完全に消えた家の区画の隣に、無傷に思える家。
今立っている場所を相当量の土砂が通過したのであろうことが容易に想像できます。
画面奥、やや右手から土石流が発生した様子が伺えます。
ここに立って驚いたことに、
家の区画を迂回させるに水の流れがあります。
ここを開発するに際して、
過去に土石流が発生していた痕跡は見当たらなかったのでしょうか?
あらためて、自分の家や、職場、出かける先における
その土地で起こるであろう災害を把握しておく大切さを考えさせられます。