2013年11月9日土曜日

場所の記憶




ここを訪れて眺める人は、何を感じて帰るのだろうか!?



多くの観光客の方と、すれ違いながら



私は、地元の人として想う・・・




これも場所の記憶のひとつ







2013年11月7日木曜日

今日の相生橋




広島市の中心に架かる橋といえば・・・


相生橋


この橋は、また 全国的にも珍しいT字型の橋でもあり・・・


いかにも 中心に架かる橋らしい風格をも備えています!





その 相生橋をを渡り終えると・・・


葉の色づき始めた 平和公園 が見えてきます!



さすがに 行楽シーズンですね


今日は 修学旅行生 や 多くの観光客で賑わっていました!





2013年11月6日水曜日

文化財って何だろう!?




東京駅丸の内駅舎の高層化案が現実味を帯びた時・・・



現在地での保存活用を求める 大規模な市民運動が起こり


最終的に、現在地での保存活用が決まった事は



開発一辺倒の時代の終焉の音が近づくとともに



人々の 文化財や公共空間への意識が

これまでになく高まってきている事を印象づけるものとなりました。




私も これを今の場所のまま残すことができれば、

他も残されていくことになるだろう・・・と 当時思ったものですが



これについては、後に 広島でも大きな出来事がありました



福山市の 鞆の浦の開発論争が起こり

広島県主導での埋め立て架橋か、景観保存か、

住民を二分して揺れるなか


やがて 全国的な関心事へと発展していくこととなり


住民側が起こした訴訟で 広島地方裁判所が


国民の財産ともいうべき公益


・・・と表現して、鞆の浦の景観の普遍的な価値を認めることになりました。



個人的には、丸の内駅舎の保存論争から始まった

比較的新しい公共空間も、大切に保存活用していこうとウェーブが

ひとつの着地点をみたのが、この鞆の浦判決ではなかったかと捉えています。



古い文化財は、時の権力者の力、財力の象徴が多く、

見た目にも豪華絢爛なことが多いため、多くの人が価値を認めやすいのですが

新しい文化財は、公共的、民衆的なものが多く、今もって価値が定まっていないものが多い。


象徴的なものに 原爆ドーム があります。

この建物が、後に世界の人の知り、現在地に立ち続ける価値を認める

近代文化財になると  終戦直後 誰が想像したことでしょう!?



2013年11月5日火曜日

街のなかにレンガが生きている!




私は・・・ レンガで造られた建造物を眺めるのが とても好きです!



なぜなのでしょうね!?



( 自分の家の花壇にもレンガを置いているくらいです! )




あっ!見えてきました!!




ショッピングモール mAAH ECUTE して再生された 



旧万世橋駅遺構






お っ洒落~~ ♪



いずれ、忘れ去られたまま 取り壊されるものと思っていましたから



このようなカタチで生まれ変わったのを


眺めることが出来るのは 嬉しいです!!!





2013年11月4日月曜日

のこった、のこった・・・!!





自分の身の回りのものを整理していると・・・




よくもまぁ、こんなものを 今まで残していたなぁ!


・・・なんて、たまに 感心してしまうことががあるのですが




近代化遺跡なんかも、同じように感心させられることがあります。




写真のものは展示用の模造品ですが


この場所に同じものが残っていたものを複製して展示しているものです。



これは・・・



残ったのでしょうか?



それとも



それとなく 残したものなのでしょうか!?





2013年11月3日日曜日

原鉄道模型博物館




横浜駅からすぐ近く・・・




あの・・・ ガソリンスタンド発祥の地からも近く (笑)




自動車メーカー 日産の新本社ビルの隣 横浜三井ビルディング が



今回の神奈川、東京の旅の最初の目的地!


今回の神奈川、東京旅行の目的は・・・



関東の 2つの個性的な鉄道を巡ること!!・・・ なのですが

折からの台風の余波を受け 少なくとも、今日の午前中は

写真の方がままなりそうにもありません。



そこで、急遽 当初のコースの一部を変更して

とりあえずインドア化



それが ここ・・・



原鉄道模型博物館



個人が所有する、膨大な鉄道模型コレクションを展示公開している


鉄道模型専門の博物館


しかも 横浜三井ビルディング・・・という巨大ビルの


エントランスからアクセスする 2階という素晴らしいロケーション!


(よく、こんな場所を確保出来たものですね。)



最初の写真は、ビル1階 エントランス からの専用エスカレータ。






この 模型博物館のオーナー 原信太郎 氏のコレクションの凄いところは


コレクションの中核をなす 鉄道模型が

鉄道の模型としては大型の 1番ゲージ(レール幅45mm)と呼ばれているサイズで
 
しかも・・・

欲しい模型は、自分で作る!・・・というスタンスであることでしょう!



呉の 大和ミュージアムの 戦艦大和の模型 のところでも触れたのですが


模型というは、大きくなるほど 細かい部分まで再現しなくてはならず

製作が難しくなります。


また・・・ 実物の設計図をもとにして

そのまま縮尺すればらしく見える・・・というものでもなく


省略するところは大胆に省略しながら

特徴となる部分は強調するといった、模型化のためのセンスが必要になるんです。

色使いや、技法に その人らしさ・・・というものが出てくるのですね


 原信太郎 氏 らしい模型!!


2枚目の写真は・・・


原 氏が、特に気に入っている 箱根登山鉄道の旧型車両 車内の様子。


運転手の隣に居て、かぶりついているのが 原 氏   ・・・の模型。







リアルかつ・・・


しっかり走らせて楽しむだけの耐久性を持たせてあるのが


 原 氏 の手になる鉄道模型の真骨頂でしょう!