あの 屋敷 要 選手かぁ~ 懐かしいなぁ!
子供の頃、なんとなくカープは好きでも・・・
あまり相手チームの選手のことは知りませんでした。
そんな私でも、ちょびヒゲをはやし、打席に立つ
大洋ホェールズの選手として、しっかり名前が刻まれていました。
( 後に巨人に移籍、ただ私は 大洋ホェールズ という名前のチームが
とりわけ、お気に入りだったので、大洋の選手として記憶しています。
名前で好きといえば 近鉄バッファローズ
二度リーグ制覇して、その2度ともカープを相手に破れ、日本一を逃しています。
今も、その時の監督の背中が忘れられません・・・ )
ここでは打たないで~と思うときに限って、打ちますし
いったん塁に出ると、俊足でダイヤモンドをかき回す いや~な選手。
しかし、相手チームながら見事なバッティングは、その頃の
数少ない敵チームの好きな選手のひとりでもありました!
そんな 屋敷 さん が目指していたのは、なんと
国内に保存されている蒸気機関車を自分の手で撮り歩くこと!
もともと、蒸気機関車が好きで、生活が野球一色となる学生時代までは、
カメラ片手に、撮影して歩いていたのですね。
わたしが読んだ連載記事によると
打率10割!!
つまり、国内に600両以上保存されている全ての蒸気機関車の撮影を
目指しているとのこと。
なかには、公開時間、期間が限られているものがあったり、
保存場所が移転していたりと、実際の数を追いかける以上に大変な話です。
それでも、野球の指導で全国を歩く傍ら、保存蒸気を撮り進めていき
ついに達成!
一冊の本としてまとめたのが本書です。
この本には、撮影時のエピソードや、
元国土交通大臣で、鉄道ファンとして知られる 前原 誠司 氏との対談。
保存蒸気機関車の写真と保存場所が網羅されており、
特に静態保存されている蒸気機関車を訪ねるときの
必携のリストとなっています。
俊足でダイヤモンドをかきまわす、
大洋のス-パーカートリオのひとりとして知られていた 屋敷 選手 ですが
実は、屋敷さんは蒸気機関車だった・・・ということか~!