昔の方が良かったなぁ~!なんて言葉が度々
出てくるようになると、さすがにえぇ、オッサンやなって気がしてきますが
鉄道の世界で、
昔の方が・・・と、ついつい思ってしまうことのひとつが、
LED表示
夜間の視認性が良いうえに、メンテナンス性も高いのでしょう
瞬く間に普及した感があります。
綺麗に写真に収めようと思うと、できるだけ低速シャッターを切らなければ
こんな感じになってしまいます。
だいたい 1/200以下くらいが必要になりますから
走行中の列車のヘッドマークをカッコ良く!なんて事が
過去帳入りしようとしています。
面白いのは、JR西日本で、JR東日本あたりが一気に
LED化を進めたのに対し、関西新快速で一番新しい225系でも
列車種別は、今でも巻取り式の採用を続けています。
当初、予算的なもの!?と思ったのですが、
実のところ・・・ 東海道・山陽新幹線でも、700系までは巻取り式の採用を
続けていたことを考えあわせると
多分に視認性を重視しての事でしょう。
JR西日本も、広島で運行開始予定している、新形式電車227系より
列車種別と行先幕を一体化した、フルカラーLEDの採用を
開始したことから、今後はJR西日本でも
新製車の標準装備化するものと思われます。
( N700系になってから、新幹線に採用されているフルカラーLEDは見易いです。 )
広電は、巻取り式方向幕の頃
視認性が優れなかった事もあって、LEDの採用を急いだのかも知れませんが
私は、広電の単色LED方向幕での採用は、
早すぎたのではないかと思っています。
乗客は、起終点を除けば、基本的に一本の停留所(ホーム)で、
様々な行先の電車から、
自分の目的地に向かう電車を選んで乗る必要がある必要があります。
LED方向幕の積極導入は、
もう少し待ってからでも、フルカラーLEDで導入することで、
もう少し待ってからでも、フルカラーLEDで導入することで、
カラー別で路線種別を、よりはっきりさせた方が、
不慣れな乗客であっても、より安心して乗車できるものと思います。