デザインは追いついたか!
平成9(1997)年登場の…
おそらく3両編成いう形では、最後になるであろう
広電3950形電車です。
誤解を恐れずに言うならば…
初めて 格好いいなぁ~ と思った最初の 広電電車です。
路面電車も、世の中のデザインに追いついたんだな~という
印象を受けました。
前回登場の3700形の後、3800形、3900形を経て誕生。
3900形と、大きく変わったのは…
主に外観。
それまで、個性を持ちながらも、おとなしめであった
デザインを大胆にリニューアルし、攻めの印象を持たせて
3両編成車の 最後を飾るに相応しい車両になっています。
実際に、この電車に乗っていて
かっこいいね… という言葉は、何度も聴きましたし
それまでには、聴かれなかっただけに
今も強く印象に残っています。
公共のデザインが、優れているということは
やはり、街の感じが違ってきます。
個のデザインである、クルマと大きく異なる点でしょう。
以降は グリーン・ムーバ max と
人に優しいだけでなく、デザイン的にも優れた
車両を立て続けに登場させていく事となります。
我慢の乗物であった、路面電車から
積極的に、乗ることを楽しむ乗物への転換点の
最初ではなかったか、と思っています。
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