計りごと多きは…
合戦を前に 毛利 元就 は 配下の重臣 桂 元澄 を あたかも
陶 晴堅 に 寝返ったかのようにして 信頼させていました。
毛利方の情報は 逐一 陶 軍 に 知らせが入る手はずでしたし
また、情報を入れて信頼させていたことでしょう。
ところが…
肝心の情報は… 届かなかった事でしょう。
調 略 …
これは、現代戦において
いよいよ重要になっており
例えば 自衛隊にも配備されている 電子戦機 という用途機は
相手の通信を傍受するだけでなく、積極的に妨害し
相手のレーダーを疑似的に破壊 無力化する機能が備えられています。 ここでは、元就を 正当化するのが目的ではありませんし… 敵 と 味方 という考え自体を、しようとも思っていませんが。 生前の 元就 は 「 調略により 敵 味方 双方の 無用な殺生を避ける事ができる… 。」 といった旨の事を 語っていたとされます。 上洛を目指さなかった…とされる 元就 知略、調略 の 辿り着く先は… 案外と 身近な者を守りたかった故、だったのかも知れません…
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