あまり語られることがありませんが・・・
日本軍は伝統的に海外への侵略戦争において、戦略上重要な「補給」を
軽視し、精神力で乗り越えようとし続けました。
従軍した、兵士は戦闘による消耗と空腹の二重苦のなかで
戦い続けるほかありませんでした。
そういうひもじい思いをした自らの従軍経験から、
作者 やなせたかし さんは、
「人生で一番つらいことは食べられないこと。」 という考えを持つようになります。
子供の頃・・・
「それいけ!アンパンマン」 (フレーベル館:現在も発売中。)という
絵本を持っていました!
パンで出来た、自らの顔を空腹で困っている者に食べさせる。
しかも・・・ それによって自らが力を落としてしまう。
そんな、ちょっと異色のヒーローの誕生には、こんな話があります。
同じように、子供の頃親しんだ「手のひらを太陽に」と同じ作者である・・・と
知ったのもかなり後になってからの事です。
「アンパンマン」の「アンパンマンのマーチ」 と 「手のひらを太陽に」 は
どちらも やなせさん作 。
この2つの作品の底を流れる考えは似ていますね!
馴染みやすい歌詞とメロディながら、大人でも考え込んでしまうような深い意味を
持つ歌詞となっています。
私はこのような、入り口は広く、しかし意味は深い幼児や児童向けの作品が
今でも、いぇ、今だからこそ大好きで、年齢に関わらず親しんでいます。
そういえば・・・ アンパンマンミュージアム 内は、ブログアップこそ
出来ないのですが やなせさんの意向で撮影は可能となっているんですよ。
家族や友人などで出かけて記念撮影が出来ます!
私も、本当に堪能しながら、
館内の絵画などの作品群をじっくりと撮影させて戴きました ♪
皆さんも、機会があれば出かけてみてください。
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