すべての新しいもの、
すべての美しいもの、
すべての素晴らしいものは、
ひとつの熱狂から始まる。
わたしの好きな言葉のひとつです。
昭和42(1967)年2月…
当時の、国鉄副総裁から 運転局機関車課長に
「蒸気機関車を全廃後、一部の機関車を動かすことのできる状態で
保存できないか」の指示が成されました。
ただし…
現場を知っているものほど、残すことの難しさを思ったようですし、
大っぴらに言いにくいほど、国鉄の赤字が慢性化していました。
何よりも 当時の 現場の方が驚くほど 斬新な考え方でした。
結局…
これらのものを 後生に残すのは 国鉄にしかできない事業と
関係者を諭し。
最終的には 当時の 京都機関庫 に保存する事を決定。
昭和46(1971)年11月16日…
旭川機関区より、C55-1号機が到着、
動態保存基地としての 梅小路 の整備が開始されました。
その後は、各地から次々と機関車が発送され
昭和47(1972)年10月10日の 開館を迎えます。
写真の C55-1号 は 昭和10(1935)年 製造。
終始 北海道を離れずに活躍した機関車で
多くの方の手によって
酷寒の中を走る姿の写真が残されています。
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