2009年8月15日土曜日

返礼



   昨年冬、クリスマス電車として紹介した


   広電238号 ハノーバー電車 です…





   昭和63(1988)年


   広島市はドイツ ハノーバー市との姉妹都市交流事業が


   5周年になるのを記念して 茶室を寄贈したのですが、


   この お礼としてハノーバー市より、広島市に寄贈され


   広電に譲渡。


   以降 現在まで運行されています。




   広島市とハノーバー市との交流は活発で


   今年も 長崎の平和市長会議に先駆けて


   広島の平和記念式典に参列するために


   シュテファン・バイル市長が来広されました。




   戦火で街を徹底的に破壊された…という点では


   広島と同じであり、その事が一層


   両市民に、親しみを感じるさせる理由にもなっています。




   ここに…おそらく、日本でこの一両だけではないか?という


   海外からの贈り物 となる、電車が登場しました。




   ドイツでは、戦災復興車として大量生産された車両で


   各都市で活躍、特に、珍しいものではありませんでしたが


   現在は、引退して、一部が保存されているだけです。




   写真は 先日の江波車庫から、構造的にクーラーを搭載


   できないことから、夏場は車庫でお休み中!!!



   
   日本の鉄道模型メーカー KATO が


   N、HOの両ゲージで発売。 Nは、現在店頭に在庫が


   ある状態だと思います。




   その、可愛らしい姿から インテリアとして


   それまでにないファンを開拓したのだとか…


   先の事情から、輸出専用モデルも存在しています。









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