2009年7月27日月曜日

幾重にも重ね…



   指月城を書いたなら ぜひとも触れておきたい…




   1997(平成9)年 NHK大河ドラマ 毛利元就 が


   放映されました。




   その時の 広島では 繁華街から人が消える…


   飲食関係者を嘆かせるほどの 人気ぶりでした。




   その時、私は 主役と同等、もしくはそれ以上に


   山口の大内氏 山陰の尼子氏の


   存在について意識することになりました。




   京の雅に憧憬を持ち 山口の地に 独特の文化を


   花開かせた 大内氏。




   その大内氏 まだ力を持たない 毛利氏に対して


   圧倒的な存在力を見せつけた 尼子氏。




   これらの武将の姿は 人気、実力派 俳優の演技により


   私の中で 生きた存在になり、


   単に敵役ではなく、喜ぶ、悩む、苦しむ姿が新鮮に


   映ったのです。




   双方とも 毛利元就 の知略により滅亡への道を


   辿ることになりましたが… 身近に 独自の文化、風俗を


   持った存在がありながら 意識していなかったのですね。


   

   今は、維新の圧倒的な原動力になった 毛利氏にスポットを


   当てて話しをしていますけど…いずれ、機会を見て


   これらの存在について、もっと身近に感じる時間をと


   思っています。




   何重奏にも重ねていって


        初めて生まれる音なのでしょうね ♪




   写真は瑠璃光寺から 鐘楼 です。






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