岡山は 矢掛 (やかげ)にある バスの営業所・・・
これが なかなか味のある建物でして
私なんかだと 模型にしたら良い感じなんだがなぁ~! なんて思ってしまいます。
それにしても・・・ この建物
バスの営業所であるにも関わらず、よく見ると 矢掛駅 なんて
看板が掲げてあります。
な~んか バスの営業所というよりも、鉄道のローカル駅といった風情!?
そう・・・
実は、この建物は、昔 走っていた軽便鉄道、
井笠鉄道 矢掛駅 の駅舎をバスの営業所として、使用しているもの。
私達は、写真右手がホーム・・・と勘違いしながら眺めていましたが・・・
古い写真を見ると頭端駅
( 阪急の梅田駅や 広電 宮島線 宮島口駅のような
私鉄の始終点駅に多くみられる 車止めのある駅 ) となっており
当時は、左側に向かって線路が延びていたようですね。
この軽便鉄道の、全線の廃止は 昭和46年4月1日ですから
廃止からは もう、随分と時間が流れているのですが・・・
よほど地元の方から 愛着を持って感じられていたのか
このような、鉄道の名残が 今も各所に残されています。
そして・・・
一度は、鉄道を手放してしまったことが、よほど悔やまれたものなのか
矢掛は 第3セクター 井原鉄道 として
再び鉄道が通う土地とり、今に至っています。
※ 2013年10月23年 一部修正しました。
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