おはようございます。
時折・・・ 普段着のオフィス街にプラカードや垂れ幕を掲げた人々が陣取る・・・。
随分前から、広島市中区中町にある中国電力本社前にて
繰り返し行われ続けられている上関原発建設反対派住民による抗議活動です。
6日、鉢呂 吉雄 経済産業相 は、中国電力が山口県上関町で
計画している上関原子力発電所について、本体工事に着手するのは
難しいとの認識を表明。 上関原発建設の継続は事実上困難な情勢となりました。
現代社会に電気は欠かせない、しかし・・・ もしも事故が発生して、
放射能による汚染水が瀬戸内海に流れこむような状況になったならば・・・。
そんな、反対派の懸念は、今年福島にて現実のものとなりました。
8日までに、日本原子力研究開発機構がまとめた試算によると、福島事故において、
3月21日から4月30日までに海に流失した放射線量は15000テラベクレル。
現在も、土壌を通じて地下水、河川水を通じて、さらに流失を増やし続けて
いるであろう事は、容易に想像できることです。
6日の、鉢呂 大臣 の発言を聞いた時、勝利なき戦いに挑み続けていた
反対派の方々に去来した想いは、どれほどのものであったものでしょう。
事故後、詳細が報じられるようになった原発マネーの現状。次第に島民が
建設に心を傾かせていくなか、反対運動を継続する事により、
島を二分していくことになる戦いの苦しみは、察するに余りあります。
長年の激しい抗議活動の結果・・・
当初、1号機2001年、2号機2006年の着工予定が、大幅に遅れ、
現在も、周辺の埋立工事すら完成していない現状を生んだ結果、
ようやく、長年の反対運動を実らせようとしています。
平均水深38m。
普段の波の穏やかさから「池」にも例えられる事のある瀬戸内海を舞台に
長年繰り広げられ続けた争いは、
それぞれに大きな傷跡を残す事になりましたが、
せめてもとして・・・ それでも海は残った。 と思えるようにはしたいものです。
今日の広島市内・・・ 雲が広がりやすく・・・ 雨が降るかも!?
あらら~ カープは阪神に3連敗。 こりゃぁ~ 赤ちゃんのうちに
手懐けなきゃいけませんね~ あぁ、、上位が遠くなるぅ。。。
なでしこは北朝鮮戦に引き分けながら、ロンドン行きの切符を手に!
それでは 皆さん・・・ 週末も 健やかにお過ごしください!!!
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