よく晴れた日に・・・
高いところに登って、広島湾あたりの海を、遠目に眺める・・・ というのは
何とも気持ちが良いものですね!!!
そんな・・・ 瀬戸内海の海と平地が、ほぼ同じレベルに見えるような場所に立ち、
しばらく眺めていると、島が山のようにも見えてきて・・・
かっては、陸地であってのではないか!?・・・ということが容易に想像できます。
実際、それで正解のようでして・・・
地球史的に言えば、最近・・・と言って良いでしょう、
今から7万年前から1万年前までの「ウルム氷河期」の頃は陸地であったようです。
ここで・・・ 何で、氷河期だと陸地なるんだ!?・・・という疑問が出てきますね、
氷河期は・・・ 水が雪や氷となって陸地残っていくことになり、
温暖の時に比べて、海が後退するためです。
ウルム氷河期の、最寒冷期には、世界の海水面は140m後退したと
されますから、現在の平均水深38mの瀬戸内海は、
その頃は、ほぼ陸地であったと思われます。
今、瀬戸内海を形成している場所は・・・
例えば・・・ 今の太田川なんかであれば、九州東部や山口、四国西部の
川と合流して、豊後水道付近を南下、高知県西部付近まで続くような
大河が形成されていたものと思われます。
そして・・・ 瀬戸内海で漁をする船の網に、
時々・・・ ステゴドン象やナウマンゾウの骨やかかり、
地域のニュースで取り上げられている事は、皆さんも御存知ではないでしょうか!?
それにしても・・・
瀬戸内海を闊歩するナウマンゾウ・・・って、
いったいどのように暮らしていたものなのでしょうね!?
ちょっと、想像してみると面白そう!!!
写真は・・・ 倉敷市自然博物館にあるナウマンゾウの親子の模型。
・・・と、眺めている子供。 男の子・・・ なかなかやるな~!
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