2009年12月4日金曜日

海峡旅情



   わ~たしも ひ ・ と・りぃ ・ ・ ・




   連絡うぅ船にぃ 乗りぃいぃ




   凍 ・ え ・そ ・ぉ・な・ カモメ見つめ 泣いていましたぁ~ ♪




   何を隠そう…


   私は 石川さゆり さんの隠れファンである!


   (隠れは つい、今の今まで…  天城越え も ようござんす!!!)




   この歌を聴いて… ♪




   どんだけ 青函連絡船 に憧れたことか…




  結局…


   廃止には間に合わず


   旅行 当時、存在した 夜行急行 はまなす で 青函 を通過…




   念願の 彼の地まで やって来たものの…


   夢は 果たせぬままとなってしまいしました。


   はまなす も 旅情のある列車でしたが ほどなくして廃止。


   ( つくづく 旅行は 距離 と 時間 両軸の旅だと思います…。 )


   

   海峡を結ぶ演歌といえば…



   もう一つ…




   は~るばる 来たぜ はーこだてぇぇぇ~


   はぁ~ぁ~ あなたっと 食べたい 鮭茶漬けぇ~ ♪




   ※ 歌詞の方は、あまり気にしないでください…




   しかしながら…


   函館 に着いたとたんの、この明るさは何でしょうね!?


   世代の問題かな!?




   冗談はさておき…




   トンネル前後の 素晴らしいまでの高規格路線と…


   当初、開通させるかどうかまで 問題となったため


   とりあえず…


   前後に存在した ローカル線を あり合わせのように繋いで


   幹線に仕立てた結果…




   ぐにゃぐにゃと… 嵐の夜の船 のごとく揺れを伴う


   不釣り合いな、単線の接続線を味わうことに。


   

   眠れない窓から、信号停車する度に見つけるのは…


   すれ違いの貨物列車。




   トンネル は 乗客よりも


   対、北海道 対、本州 の 貨物の安定輸送に力を発揮していると


   聴いたことがあるけど それは本当らしい。


   動脈 という言葉がよぎります。



   
   長いトンネルを抜け…


   

   再び、曲がりくねった後は…


   目が覚めたら 真っ暗な景色の中


   ひたすら 真っ直ぐの線路を コー という 音とともに


   走り抜けていたのが印象的で


   北海道、最初の印象となりました。



   
   旅行好きに



   
   海峡好き! という人が



   
   どれくらいいるかは不明だけど…




   こうして 私は 海峡 を目指して旅をしています。




   津軽 ・ 来島 ・ 関門




   思いつくまま、並べてみたけど…




   いずれ 交通の難所。


   昔から 思い出したように 船を飲み込んでいます。




   案外…


   幅が広そうに見える 関門海峡 も


   船が通過可能な 水深のある場所 は


   海図を見ると とても狭いことが見てとれます。


   操舵には 細心の注意が必要で 水先案内人 が欠かせません。




   中央分離帯 が あるように見えるほどに


   船舶交通量が 多く


   前後左右 が詰まるさまは 見る方もハラハラするのですが


   暫く見ていても、見飽きません。



   
   来島は…


   関門ほどの交通量ではありませんが


   いかんせん 潮流が早く 渦も見られ 見応えがあります。


   視界不良時 ・ 対向車 ・ スリップ注意 が併記される道の風情で


   幹線道に残された 隘路といった印象。


   頭上に架かる しまなみ海道 の 3連吊り橋も見物です!


   
   乗物 や 交通 の不思議だ思うけれど…


   通行上の困難の大きい場所に限って


   観光 や 趣味 として面白いんですね。




   隘 路




   という言葉は 人を惹きつけて止まない魅力を持って迫ります。




   私の乗った 門司港からの 関門連絡船




   船は…


   大型船 の行き交う幹線道を 縫うように すり抜ける。


   何とも迫力のある 航跡を描いたと思ったら


   もう 下関の街の中。











  

0 件のコメント: