2011年8月26日金曜日

スカイレール


   広島市内には、JR以外に3つの鉄道会社があります・・・

   
   日本一の路線規模を誇る路面電車で知られている「広島電鉄」

   これまた新交通システムとしては日本一の営業キロを誇る「アストラムライン」


   そして・・・ 今日、ご紹介するのは、

   観光用途が主な目的となる鉄道以外では、最も営業キロが短いと
   思われる「スカイレール」です。

   広島市東部、JR瀬野駅  (山陽本線の難所、後押し機関車で知られるセノハチの「せの」です。)

   その、駅北側の山の斜面を削って誕生した みどり坂 の住宅団地と瀬野駅を結ぶ
   延長わずか1.3Kmのミニ鉄道(モノレール)です。

   え、 これでもモノレールなの!? なんて、思わず言ってしまいそうですが・・・
   ロープウェーのような小さなゴンドラにも関わらず、
        上部構造物は、立派にモノレールのものとなっています。

   現地を訪れてみましょう!!!

   短い路線ですが、瀬野駅を出発すると、
   団地を目指し、一気に高度を上げていく姿を眺めることができます。

   この路線中に存在する最急こう配は、
   ケーブルカーを除くと、最もキツイものなのだとか・・・。

   この急坂を克服するための、このシステムなんですね~。
   ロープウェーのように風に弱いこともありません。


   この輸送量なら、バスでも代替できるんじゃないかな・・・!?
   なんて思わないでもありませんが、
   なんとなく殺風景になりがちな住宅団地にあって

   モノレールが存在することである種の「ゆとり」を感じさせるのが興味深いですね。



   鉄道って・・・ その存在そのものが意味を持つことが少なくない、
   という一つの例を見ているような気がします。

   ちなみに・・・ 実現するかどうかは?ですが、団地の発展に併せて
   終点からさらに、先に延伸できるような道路の配置となっています。


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