広島市内には、JR以外に3つの鉄道会社があります・・・
日本一の路線規模を誇る路面電車で知られている「広島電鉄」
これまた新交通システムとしては日本一の営業キロを誇る「アストラムライン」
そして・・・ 今日、ご紹介するのは、
観光用途が主な目的となる鉄道以外では、最も営業キロが短いと
思われる「スカイレール」です。
広島市東部、JR瀬野駅 (山陽本線の難所、後押し機関車で知られるセノハチの「せの」です。)
その、駅北側の山の斜面を削って誕生した みどり坂 の住宅団地と瀬野駅を結ぶ
延長わずか1.3Kmのミニ鉄道(モノレール)です。
え、 これでもモノレールなの!? なんて、思わず言ってしまいそうですが・・・
ロープウェーのような小さなゴンドラにも関わらず、
上部構造物は、立派にモノレールのものとなっています。
現地を訪れてみましょう!!!
短い路線ですが、瀬野駅を出発すると、
団地を目指し、一気に高度を上げていく姿を眺めることができます。
この路線中に存在する最急こう配は、
ケーブルカーを除くと、最もキツイものなのだとか・・・。
この急坂を克服するための、このシステムなんですね~。
ロープウェーのように風に弱いこともありません。
この輸送量なら、バスでも代替できるんじゃないかな・・・!?
なんて思わないでもありませんが、
なんとなく殺風景になりがちな住宅団地にあって
モノレールが存在することで、ある種の「ゆとり」を感じさせるのが興味深いですね。
鉄道って・・・ その存在そのものが意味を持つことが少なくない、
という一つの例を見ているような気がします。
ちなみに・・・ 実現するかどうかは?ですが、団地の発展に併せて
終点からさらに、先に延伸できるような道路の配置となっています。
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