2010年11月20日土曜日

技術を残す流れが整った



   1967年(昭和42)年7月・・・

   当時の国鉄副総裁 磯崎 叡 から 現場責任者に

   蒸気機関車を動ける状態で保存する方法 の検討が命じられました。


   国鉄京都機関区の設備を、今に残す画期的なアイデアで

   もしも・・・ この 梅小路蒸気機関車館 がなければ

   技術は、その歩みを止め、機械、工具、資料などと共に

   散逸させることになっていたことでしょう。


   様々な問題はあったっものの 梅小路 は 無事に開館。


   蒸気機関車運転技術 を継承する土台が整って後


   1979(昭和54)年8月1日 SLやまぐち号 の運転が開始されます。

   
   この流れが、技術の継承に大いに役立つ事になっていくのです。


   幹線用大型蒸気の運転、整備は やまぐち号 で習う・・・


   後に 国鉄が民間企業(JR)に、移行するにあたって

   各社が 観光資源としての蒸気機関車の運転 を計画することになるのですが

   やまぐち号は その学校のような存在として機能していくこととなるのです。

   
   
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