2010年4月12日月曜日

水を求めて…



     あぁ、喉が乾いた…


     そう思いながら 水道の蛇口を開ければ
     何の不思議もなく 流れてくる


     水

     
     しかし…
     龍 馬 伝 を見ていると
     水を求めて人々が争うシーンがが出てきます。

     農業をするには、どうしても水が必要になる。
     安定して。

     一時でも、田の水を枯らすことがあるならば…
     容赦なく 飢餓 が襲うことになります。


     明日も…
     当たり前のように食が供給される時代は
     私たちでも知っているような、人類史の中でも

     特異な時間
     
     画期的であり、地域も限られています。


     流れてくる水は 決してあたりまえではない…


     時に思うことがあります。


     ひとすくいの水 と ひとすくいの米

     それは… 火山灰に覆われる 痩せた 九州の土地で
     ことさらに厳しく感じられたのではないでしょうか?


     長崎 の めがね橋 に始まった
     
     日本の アーチ橋 の歴史。


     その時 重ねたのは…


     江戸時代の架橋技術 が咲かせた大輪の花 ともいうべき


     通 潤 橋


     道水管が通された この橋は

     安定して水を確保したい… 食料を生産したい という

     往時の人々の 汗と執念 を現在に伝えています。


     
  

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