去る 4月6日・・・
惜しまれつつも、京都鉄道博物館への発展的解消を目指して
大阪の交通科学館が閉館しました。
この博物館、実のところ他の鉄道博物館には無いような
ユニークで、夢のある歴史を有しています。
それは・・・
一旦、この博物館に収められた車両が、
もう一度、本線に繋がる線路に戻されるという珍しい例が多かった。
古くは C53-45号 蒸気機関車。
すでに引退していて鉄道学校の教材となっていた、この機関車を
博物館に収める前に、
もう一度走ることのできる状態にまで復元し、本線を走行して、
この博物館に収蔵。 歴史的価値が認められ
後に梅小路蒸気機関車館の開館に合わせて京都へ移動。
2両目は 一等展望車 マイテ49-2
長く、交通科学館で展示されていた車両ですが、
国鉄の民営化直前になって、急遽 現役へと戻す工事が行われ、
昭和62年3月31日・・・
国鉄最終日の「旅だちJR西日本号」のしんがりを務める姿は
各社の旅立ちJR号のなかで、ひときわ注目を浴びる存在となりました。
現在も、現役の車両としてJR西日本に籍を置いています。
最近だと 義経号でしょう。
そもそも・・・ 今、大宮に居る弁慶号は、義経を連れてきていると
思って運んだのですが・・・ では、義経は!?と、ようやく探し当てて復元しました。
この機関車は、大阪が閉館となるや、すぐに梅小路へと運び出され
現在、復元工事中です。
さて・・・ まだ発表されていない、京都の展示車両はどうなるのでしょうか!?
展示している車両を引き出して、
また、現役車両を展示できるようにするという話も出ているだけに
期待が高まります。 できれば、収蔵車両候補に挙がりそうな
マイテ49などは、いつでも引き出せるようにしておいて欲しいなと。
西がこういう動きを見せるとなると、
いずれの日にか行われることになるであろう、
東の大宮拡張時にも、こういう手法を取り入れそうな気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿