第二次大戦中に活躍した
日本人であれば、誰もが知る、超有名戦闘機でありながら
現在 実際に眺めることのできる機体が、極めて少ないのが
零式艦上戦闘機
ゼ ロ 戦
大戦末期までに 戦闘で、ほとんどの機体を失い
もはや、日本には、満足に飛ばせる状態の戦闘機も
ほとんど無い状態での終戦となった、先の大戦。
日本は、敗戦国となっただけに、
わずかに残存していた機体も、アメリカが資料として国外に持ち出した結果・・・
現在、国内に残る機体はわずか
そのうちの一機が、呉市の「大和ミュージアム」で保管されています。
1945年8月6日に、琵琶湖に不時着水の後
30年間、湖底にあった機体を引き揚げて復元したもので、
国内に現存する、唯一の62型。
復元後・・・
長く、嵐山美術館で展示された後、和歌山のゼロパークを経て
大和ミュージアムに引き取られ、現在に至っています。
私の子供の頃、引き上げから復元までの過程を、
テレビのドキュメンタリとして追ったのが 確か、この機体だったと思うのですが、
今回は、手掛かりが掴めていません。
この、大和ミュージアムは
戦艦や戦闘機などに代表される、日本の技術的な栄光と
多くの人命を犠牲にし、国を焦土と化すことに至った
第二次大戦の反省点も踏まえた展示がなされている
数少ない博物館であると思います。
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