2013年1月21日月曜日

地域にとっての宝を見る目



私が・・・ つばめ・ミュージアム を通じて、

皆さんに語りかけたいことのひとつに、


皆さんの、お住まいの地域にある 素晴らしい景色や歴史

文化、工芸、美術や博物などに

折にふれて、接することで 

その地域に対しての理解を深めて貰えたら良いな!! ・・・ということでしょう。


例えば・・・


皆さんのお住まいの地域で 昔を生きた、無名の画家の筆による

風景の絵があったとしましょう。


他の地域の方から見れば、よくある風景画の一つだったとしても、

その絵が その地域の、古い時代のよすがを知る、手掛かりとなるのであれば、

その地域の人にとっての、

何物にも代えがたい、貴重な資料ではないでしょうか!?


そういった、その地域にとっての宝を

素晴らしいものとして、保存し、活用していくのは

その土地を、引き継ぐ人達の役割でもあります。


そういう・・・ これこそ、宝物なんだ! という 目を育てて貰えたらな・・・ と

特に 若い方に期待しています。


折にふれて 素晴らしい景色、美術、博物、文学、芸能・・・

古今東西

たくさん触れてみてください。


そんな過程を経た後・・・

あ、 やはり、あれは 素晴らしいものだったのだな! と思えた時こそ


あの 無名の画家さんが 地元の この景色を描こう!・・・と

筆を握った時に覚えた感動のよすがに触れることが出来る時なのかもしれません。



写真は 京橋川に架かる「京橋」


かって、毛利輝元が、広島城築城にあたって、埋め立てを行った際

現在の広島市を大きく迂回して結んでいた西国街道を、

広島城下に引き込んだ時に、架けられたもの。

旧西国街道と共に、現在も、その場所にあり続けています。



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