その昔・・・
官営鉄道で、お古になった機関車は、
民間の鉄道会社に、払い下げられることが、習わしのようになっていました。
有名な 日本の鉄道の1号機関車 とて例外ではなく、
昨日の 12号機関車 なども含め、
後に、民間鉄道に払い下げられています。
では・・・
なぜ、100年以上も昔の、鉄道創業期の機関車が
今の時代まで、残ることができたのでしょうか!?
それは・・・ 払い下げを受けた、鉄道会社の関係者が
貴重な文化財として、認識を持っていて
社宝のように、大切に扱っていたからなんです。
官営鉄道の方で、
貴重な文化財として保存しよう!・・・という認識も無い時代に
すでに、地方のローカル鉄道の関係者が、
その価値を認識して
維持する、努力を払っていたんですね。
そういった 先見の明や努力の、お陰で、現在も、私たちは
これら機関車を、眺めたり、乗ったりする事が出来るんです!
文化財 って何だろう!? と考えさせられますね。
写真は 神戸ー大阪 開業用に用意された
国の重要文化財にも指定されている
2号機関車
加悦鉄道( 現在の 宮津海陸運輸㈱ )の所有で
加悦SLの広場 にて、展示・一般公開されています。
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