2012年11月3日土曜日

自転車と人と蒸気機関車




自転車で坂を登っていると・・・



やがて、息が荒くなり、


少しの道のりが、とても遠く感じられるてきます・・・



おい、おい 何だ、この坂。。。


どうよ、この坂。。。


かんべんしてよ坂。。。





こんな時・・・



機関車の好きな 子供さんや、

私のように、子供の頃の気持ちの抜けてない、男の方は



きっと思うんですよね!!



蒸気機関車みた~い!って



そう



なんだ坂・・・ こんな坂・・・ なんだ坂・・・ こんな坂・・・




乗り物の音のなかでも

これほど、それらしく聞こえてくる言葉も珍しいような!?




考えてみれば・・・


自転車のペダルと、足の動き

人が走る時の姿なんかは

蒸気機関車のピストンの動きと、よく似ています。



坂道を・・・


ドラフト音も荒く、坂道を踏みしめるように

ゆっくりと登ってくる機関車の、なんと魅力的なこと!!!



マラソンでいえば・・・


先頭集団から離れてしまい、

やや苦しそうになりながらも、懸命に走っていく選手を、応援したくなるような・・・


カープを応援したくなるような・・・



そんな感じですよね~!



ところで


蒸気機関車の、人の姿とよく似た特徴って

他にも、あるんですよ!


それは・・・


エンジンやモータのような、絶対的な限界というものがなくって

一時的であれば、能力以上の性能を発揮することも出来るということ!


やってやるぜ!!! ですね。



そうして頑張って・・・


必死になって、坂を上り詰めた後、



蒸気機関車は、

駅で、水と石炭を積みこみながら のんびり煙をくゆらせ・・・



自転車 や 人は、頑張ったな~! なんて言いながら、水分補給や

しばし、周囲の景色を眺めていることでしょう!!
 


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