2012年10月1日月曜日

渡りの時間  空白の時間



日没から、夜のとばりが降り始めるまでの僅かであったり・・・



明け方前、空に、星が見られなくなってしまい・・・

ちょっと、惜しいような

持て余してしまいそうな



空が、急に明るくなり始め、朝日が昇ってくるまでの時



朝日が、見え始めて


やがて、丸い形に整ってくるまで



コンサートで


観客の拍手が鳴り止んで、最初の音が聞こえ始めるまでの緊張感



観劇の時の、わずかな幕間も、そう



本を読み終えてから・・・


読後感を感じるまでの、静寂



音が鳴り止んだ、その瞬間




飛行機が滑走路に進入してから・・・


甲高いエンジン音とともに、動き始めるまでの、束の間



大きな駅を、出発した列車が・・・


細道へ移るために、渡り線を渡る


大きくローリングする、その揺れを感じる時




言葉にしても、上手くは言えないけれど・・・



日々の生活の中に、訪れる



僅かな合間・・・



幕間のような時間



空白


真空



小さな時




もうすぐ、朝日が昇る時間




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